4ドアの「メルセデスAMG GT」がジュネーブ・モーターショーに登場
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メルセデス・ベンツの高性能車ブランド、メルセデスAMGは、3月7日に開幕するジュネーブ・モーターショーで発表を予定している新たなコンセプト・モデルのデザイン画を公開した。

このコンセプトカーは(少なくとも今のところ)シンプルに「メルセデスAMG GT コンセプト」と呼ばれる。メルセデスAMG GTといえば、フロントにV型8気筒ツインターボ・エンジンを搭載する2人乗りのスポーツカーであり、2014年に最初のモデルが発表されて以来、オープントップの「メルセデスAMG GT ロードスター」や高性能な「メルセデスAMG GT R」など、バリエーションを拡大し続けている。

しかし、ジュネーブで発表されるこのコンセプトカーは、ご覧のようにこれまでの「GT」とは一線を画したボディを持つ。その最大の特徴は、Bピラーから後方を延長して追加された後部座席用ドアだ。他にもテールランプの形状や、レーシィな大型ディフューザーとセンター出しのシングル・エキゾースト・パイプなど、既存のメルセデスAMG GTとは異なる仕様が確認できるが、その一方で後輪ホイールアーチ後方に開けられたエア・アウトレット、テールエンド近くまで伸びた流麗なルーフラインとその後端に備わるダックテール形状のスポイラーといった、メルセデスAMG GTファミリーに共通する要素も見られる。

伝統的なロングノーズ/ショートデッキ・スタイルのメルセデスAMG GTをストレッチして4ドア・クーペとして仕立てたモデルは、まずはコンセプトカーとしてジュネーブで披露された後、ショーのために施された厚化粧を落とした姿となって市販化される可能性が高いと見られている。その車名は「メルセデスAMG GT4」になるという噂もある(もっとも、同名のレース仕様車がすでにあるので信憑性は不明)。もちろん、市場でターゲットとされている筆頭は、ポルシェの「パナメーラ」だ。ちなみにその高性能グレードである「パナメーラ ターボ」は、最高出力550psの4.0リッターV8ツインターボを搭載する。4ドアのメルセデスAMG GTに、メルセデスAMG GT Rと同じエンジンが積まれるとしたら、その最高出力は585psとポルシェを凌ぐ。ひょっとしたらメルセデスAMGは、パナメーラ ターボがニュルブルクリンク北コースで打ち立てた7分38秒という「量産4ドア車最速記録」も打ち破る気なのかもしれない。