シボレー、新型「カマロ ZL1」がさらにハードコアになる「1LE」パッケージを発表
Related Gallery:Behold the 2018 Camaro ZL1 1LE, the most hardcore of Camaros

シボレーが、すでに野獣のような「カマロ ZL1」をさらに過激にするパフォーマンス・パッケージ「1LE」を発表した。通常のカマロに用意されている1LEと同様、このZL1用の1LEもサーキット走行向けの数々の装備を追加する。最もパワフルなカマロに最も大きな変化をもたらすパッケージだ。

エクステリアは、明らかに変わっている部分がいくつかある。フロントフェイスにはカナードが追加され、グリルの形状が変更されている。これに調和する巨大なリアウィングはフルカーボンファイバー製で、支柱は中空となっており、トップスピードで約137kgのダウンフォースを発生させる。リアウィング両端のエンドプレートには、過激(extreme)なカマロであることを強調する「X」のロゴがあしらわれている(断じて「S-10」の「Xtreme」パッケージとは無関係だ)。そのむき出しのカーボンファイバーは、ボンネットの一部に元から採用されているカーボンファイバーにもマッチしている。足元の新しいアルミ鍛造ホイールはZL1の標準より1インチ小さな19インチとなるが、そこに装着されるタイヤは量産カマロの中で最もワイドなフロントが305mm幅、リアが325mm幅で、ZL1の標準装着タイヤとはコンパウンドの異なるグッドイヤー製「イーグルF1スーパーカー3R」だ。


Related Gallery:2018 Chevrolet Camaro ZL1 1LE Daytona photos


ボンネットの下に搭載する最高出力650hpのスーパーチャージャー付きV8エンジンは標準のZL1と変わらない。しかし、これに組み合わされるトランスミッションは6速MTのみで、6速のギア比が変更されている。一方、サスペンションは大幅に改良され、「コロラド ZR2」やかつての「カマロ Z/28」で使われたマルチマチック製「DSSV(ダイナミック・サスペンション・スプール・バルブ)」ダンパーが全輪に採用された。フロントのダンパーは車高を変更することができ、キャンバー角をマイナス3度以上に調整できるという。スプリング自体も剛性が増しており、リアのスタビライザーも3段階に調整可能だ。なお車両重量は、背もたれが固定式となった後部座席の軽量化などのおかげで約27kgの減量に成功している。

では、以上の様々な変化はどれほど効果を上げているのだろうか? シボレーによれば、ミシガン州ミルフォードにあるゼネラルモーターズのテストコース(全長4.7km、コーナー数18)でのラップタイムは、標準のZL1より3秒速くなったという。価格はまだ発表されていないが、2018年型カマロZL1 1LEは今年の夏に発売される予定だ。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー