アルピーヌ、新型スポーツカーの量産モデルと車名をついに公開!
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アルピーヌは2月28日、来週に開幕を控えたジュネーブ・モーターショーに先駈け、新型スポーツカーの量産仕様となる車両の画像とその車名を初公開した。

復活するアルピーヌの新型スポーツカーは、既に発売が決定している日本でも昨年10月にコンセプト・モデルが公開されたが、今まで車名は明らかにされていなかった。結局、過去の偉大な名車からそのまま受け継ぎ、「A110」と名付けられることになった。

1963年に登場した初代A110は、軽量な車体とその後部にエンジンを搭載することによる高い運動性能を武器にモータースポーツで活躍し、1973年から世界選手権として開催されたラリーでは初年度のチャンピオンに輝いた。アルピーヌによれば、新しいA110も、その「色褪せないコンパクトなサイズの原則と、成功の基になった軽量な車重と敏捷性が反映されている」という。

鋼管で組まれたバックボーン型シャシーにFRP製ボディを被せた先代に対し、新型A110はアルミニウム製のプラットフォームに「軽量化と敏捷性に適したアッパー・ボディ」が組み合わされているという。また、4気筒ターボ・エンジンがミドシップに搭載されること、0-100km/h加速が4.5秒であることもすでに分かっている。だが、現時点で明らかにされている情報はそのくらいで、詳細はスイス・ジュネーブで3月7日の午後1時15分(現地時間)より行われるプレス・カンファレンスで発表される予定だ。

1955年にジャン・レデレが創設して以来、最初に販売された「A106」から、1995年に生産が終了した「A610」まで続いたアルピーヌの車名は、その中で最も有名な数字に戻ることになったわけだ。これを彼ら(とルノー)の自信の現れと見ることもできるだろう。



新型アルピーヌ A110はジュネーブでお披露目された後、まずは1,955台限定の「プレミア・エディション」が5万5,000~6万ユーロ(660万〜720万円)という価格で発売され、欧州では年内に納車が始まる予定(日本と英国は2018年になる見込み)だ。

今回、初めて公開された量産モデルの画像を見た限りでは、日本に来たときに目にしたコンセプト・モデルと比べると、サイドミラーやドアハンドル、ホイールの形状が変更されたくらいで、ほとんど違いがないように思われる(細かな点も挙げると、サイドに小さなウインカーが追加され、後輪のブレーキ・キャリパーの位置が前から後ろに移った)。エクステリア同様に魅力的だったコンセプト・モデルのインテリアが、どこまで量産化できたのか、気になるところだ。