ゲンバラ、ポルシェ「911ターボ」をワイルドにチューンした「アヴァランシェ」をジュネーブ・モーターショーに出展
現行のポルシェ「911ターボ」は決してパワーが少ないとは言えない。最高出力540ps(高性能版ターボSなら580ps)で全輪駆動、文句なしに地上最速のクルマの1つだ。だがドイツの名門チューナーであるゲンバラにとっては物足りなかったらしい。同社が製作した最新モデル、3代目「アヴァランシェ」では、水平対向6気筒ターボ・エンジンの最高出力が808hp、最大トルクは950Nmにまでチューンされているのだ。さらにパープルに輝くボディには、人が住めそうなほど巨大な3段重ねのリアウイングが装備されている。



ゲンバラは、様々な分野で名を成している。ニュルブルクリンクでのラップ・レコードもそのうちの1つだが、同社のクルマは単に速いだけではない。現在、同社が扱っているポルシェマクラーレンのモデルは、いずれも隅々にまで手が加えられている。作り替えられたボディ・パネルにウイング、パワーの大幅な強化と、それに見合うインテリアの装飾。万人受けするとは言えないが、その挑戦的な姿勢は評価に値するだろう。

新型アヴァランシェも例外ではなく、徹底的に改造されている。ウイングはもちろんのこと、フロントとリアのバンパーやサイドスカートも変更され、随所にむき出しのカーボンファイバーが見える。トランクリッドのデザインは現行のシボレー「コルベット Z06」に、エキゾースト・パイプは見覚えのあるレゴキットにインスパイアされたように見える。

実車は今年3月のジュネーブ・モーターショーで公開される。フェラーリやマクラーレンの新型モデルも発表される予定だが、並み居るクルマの中でも、ゲンバラは難なく注目を集めることだろう。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー