TOYOTA SHELL mirai
 トヨタとシェルは、燃料電池自動車の普及に向け、米国カリフォルニア州における水素ステーション網の拡充で協力する。現地2月17日、カリフォルニアエネルギー委員会(California Energy Commission)が、補助金交付先提案書(NOPA)を公表。シェルは既存ガソリンスタンド7か所への水素充填設備導入を進め、カリフォルニア州エネルギー委員会は、州が現在の25か所から2024年までに100の水素ステーションの目標に達するのを助けるため、合計16,362,500米ドルの補助金が正式承認に向け提案された。今回のNOPAは、低炭素燃料・技術の更なる普及に向けた同州での様々な取り組みにおける、重要な一歩となる。トヨタは今回の協力において、当該水素充填設備の運営に対し資金面での支援を行う。


 北米トヨタの先進技術車担当シニアマネジャー クレイグ・スコットは「FCVが主流のクルマとして普及するには、信頼性・利便性の高い水素充填設備をアクセスの良い場所に整えることが重要である。シェルとの協力により、同州の水素ステーション整備の取り組みにおいて、エネルギー会社の専門性や経営資源を活用できるようになる。両社で力を合わせ、水素社会の実現にまた一歩近づいていきたい」と語った。


 トヨタはかねてより協業を通じ、米国における水素ステーション網拡充に向けた取り組みを支援している。カリフォルニア州では2014年に、ファーストエレメント・フューエル(FirstElement Fuel)社との間で、同社による19基のステーション運営を資金的に支援することで合意。2016年には、エア・リキード(Air Liquide)社との間で、ニューヨーク、ニュージャージー、マサチューセッツ、コネチカット、ロードアイランドの5州における計12基のステーション運営で協力していくことを合意・公表した。

TOYOTA Shell
 シェル水素担当ゼネラルマネジャー オリバー・ビショップは、「FCVは利便性と大気環境改善の両立において、重要な役割を担う可能性を秘めている。水素社会の実現には、今回のような政府・業界間の協力がカギとなる。FCVの普及を進め、カリフォルニア州政府のCO2削減目標達成を支援するための、またとない機会を得ることができた」と語った。

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