マクラーレン・ホンダ、松下信治をF1のテスト兼開発ドライバーとして今年も継続起用
マクラーレン・ホンダは22日、F1への登竜門として知られるGP2シリーズに今年もART Grand Prixから参戦する松下信治選手を、昨年に続きマクラーレン・ホンダF1のテスト兼開発ドライバーとして起用すると発表した。

1993年生まれの松下信治選手は、ホンダの子会社であるモビリティランドが鈴鹿サーキットで運営するレーシング・スクール「鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)」を首席卒業。ホンダのモータースポーツで活躍する若手ドライバーを発掘・育成を目的としたプログラム「Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」のサポートを得て、2014年には全日本F3選手権でチャンピオンを獲得している。2015年よりF1の下に位置するカテゴリのGP2シリーズに唯一の日本人として参戦し、2年間で2勝を挙げた。将来のF1デビューを目指して、今年も2016年から引き続き、マクラーレン・ホンダのテスト兼開発ドライバーを務めることになった。


松下 信治選手のコメント
「今年も名門McLaren‐Hondaのテストドライバーの一員として開発に携われることをうれしく思います。マクラーレンでのシミュレーターや実車テストを通じて得る経験と知識を活かして、ドライバーとしての成長に繋げます。そして、僕のメインレースであるGP2シリーズで大いに活躍できるように頑張りたいと思います。このチャンスを与えてくれたMcLaren‐Hondaに心から感謝します」

McLaren Technology Group Executive Director ザク・ブラウンのコメント
「松下選手は日本のF3からGP2にステップアップして以来、我々との時間を通じて急激な成長を遂げ、自信を身につけています。一方で、彼のシミュレーターでのテストはMcLaren‐HondaのF1活動にとって非常に役立っています。また、GP2シリーズは競争の激しいカテゴリーですが、彼は勝つために何をすべきか理解していますし、さらに、彼にとってART Grand Prixからの参戦を続けることは今シーズンの活躍の助けになるでしょう」

本田技研工業株式会社 モータースポーツ部 部長 山本 雅史のコメント
「Hondaの若手チャレンジプログラム出身の松下選手が、今年もマクラーレンと契約しMcLaren‐Hondaの開発ドライバーを務めることを非常にうれしく思います。彼は将来の日本人F1ドライバーの候補の一人です。シミュレーターを通じた開発でチームの車体作りへ昨年以上に貢献すると同時に、チームから多くのことを吸収し、さらなる成長を遂げることを期待しています」


松下 信治(まつした のぶはる)選手 プロフィール
生年月日:1993年10月13日(23歳)
出身地:埼玉県
身長:171cm
体重: 63kg
2009 全日本カート選手権KF 17位
2010 全日本カート選手権Super-KF 3位
2011 鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)首席卒業、スカラーシップ獲得
2012 フォーミュラチャレンジ・ジャパン チャンピオン
2013 全日本F3選手権 5位(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
2014 全日本F3選手権 チャンピオン(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
2015 GP2 総合9位(優勝1回、2位1回、3位1回)
2016 GP2 総合11位(優勝1回、2位1回)