【ビデオ】ダッジ「チャレンジャー  SRT デーモン」は、タイヤがよじれるほど強烈なトルクを発揮する!
いくらエンジンが大パワーを発揮しても、適切に路面に伝えられなければ意味がない。だからこそダッジは、発表を間近に控えた「チャレンジャー SRT デーモン」にギリギリ公道走行可能な専用タイヤを装着したのだ。デーモン専用のNITTO製「NT05R」は、かろうじて公道走行可能な規定内に収まっているドラッグレース用のラジアルタイヤだ。315/40R18の可能性を最大限に引き出すため、ダッジはトルクコンバータのストール回転数を引き上げ、リアアクスルのギア比を3.09に設定して、トルクを高めた。

チャレンジャー SRT デーモンは、新しいコンパウンドと独自の構造を採用したこの専用開発のワイドなタイヤを、18×11インチの軽量ホイールに4輪とも装着する。前輪は数年前に我々が絶賛したシボレー「カマロ Z/28」の305/30R19タイヤよりも太い。ダッジによると、デーモンは「チャレンジャー SRT ヘルキャット」と比べ、タイヤ接地面は15%拡大、グリップは2倍以上、トルクコンバーターとリアアクスルの見直しによってそれぞれトルクは18%向上したという。これらのアップグレードのみでも(つまり軽量化やエンジン・パワーの増強は含まずとも)、デーモンの発進加速はヘルキャットより35%も向上するそうだ。

その結果は、「Multiplication」("増大"の意)と題された新たなティーザー映像で確認できる。映像では、その強烈なトルクが路面に伝わった結果、サイドウォールがよじれているのが分かる。タイヤをしっかりと固定するためにホイールの内側リムにカマロZ/28と同様の工夫が施されていてもおかしくない。

パフォーマンスカーに対するダッジのアプローチには素晴らしいものがある。フォード「マスタング」やシボレー「カマロ」が、サーキット走行に焦点を当てたモデルを開発することによって進化してきたのに対し、ダッジはクォーターマイルを他のどんなクルマより速く走るという唯一の目的のために車両を開発することでそのルーツを忠実に守っている。曲がりくねった道を走るのも楽しいだろうが、面白いほどのパワーを思う存分に発揮できる加速には、心底満足できるに違いない。デビューが非常に待ち遠しい。




By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー