1985年型トヨタ「セリカ リフトバック」をコロラド州の廃車置場で発見
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3代目トヨタ「セリカ」は、1982年から1985年モデルイヤーまで製造され、その燃費性能や信頼性、スポーティなルックスによって米国で成功を収めた。しかし残念ながら、これらのクルマは錆の発生しやすい地域では早期に崩壊が始まり、既にそのほとんどが地に帰ったと思われ、現在では路上で見掛けることも多くない。筆者は数週間前に米国コロラド州デンバーにあるセルフサービス式の廃車置場で、乗り潰された「リフトバック」と呼ばれる3ドアの1985年モデルを発見した。




このクルマには、ディーラー・オプションとして用意されていたRusty Jones社の錆び止め処理を行った際に受け取ったと思われる、本物のRusty Jonesのステッカーが貼られていた。



このコマーシャル映像のように、Rustyはクルマのルーフに乗って、オーナーがそのクルマを所有している間(または1988年に同社が倒産するまで)、錆から守ってくれた。



降雪量が多く、除雪のための塩化物で錆びやすいミシガン州やコネチカット州のクルマと比べると、この錆はそんなに酷いものではないとはいえ、Rusty Jonesに頼んだのであればもっと効果があると期待していた。



22万1,388マイル(約35万6,300km)を走行したこのトヨタ車の内部には、以前のオーナーが取り付けたカスタマイズが残されている。サイド・ウィンドウには素敵なタッセル付きカーテンが掛けられていた。



ルーフの内側には、ホチキスと接着剤で様々な布地が飾られており、ペイズリーやストライプ、絞り染めの組み合わせで車内の雰囲気が統一されている。



恐らくトヨタのピックアップ・トラックを所有していると思われる、ジャンクヤードを漁りに来た人物が、2.4リッター「22R」型エンジンのシリンダーヘッドを持って行ったようだ。



「過去に蓄積されたものを無限の可能性を秘めた明日に受け継げば、優れたクルマができる」のだ。


By Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー