ダッジ、「チャレンジャー SRT デーモン」の新たなヒントとなる画像を公開 1人の名前と2つの数字が意味するところは?
ダッジは、発表を控えている新型パフォーマンスカー「チャレンジャー SRT デーモン」について、少しずつ明らかにする宣伝を続けている。これまで公開されたティーザー映像や画像、プレスリリースには必ず、デーモンの最終スペックに通じるヒントが散りばめられており、それがファンに間で果てしない臆測を呼んでいるのだ。

今回、新たに公開された暗号めいた画像を見ると、小さなプレートに1人の名前と2つの番号が記されているのが分かる。先日公開されたナンバープレートよりは少しだけ情報量が多いとはいえ、これだけではどういう意味があるのか、多くの人にはさっぱり分からないだろう。残念ながら、ダッジはいかなる臆測についても肯定も否定もしないので、皆さんが最も知りたいこと、例えば最高出力や0-100km/h加速タイム、燃費、価格などについては、4月のニューヨーク国際オートショーで正式発表される時を待つしかなさそうだ。

このプレートは、デーモンの車両に付属する特製クレートに付けられるものだという。画像からは、「Tom Coddington」という名前、シリアル番号「0757」、そして自動車登録番号「VIN001121」が読み取れる。まず、名前についてはすぐに判明した。ホットロッド専門誌『Hot Rod』によれば、トム・コディントン(Tom Coddington)とは、ダッジがドラッグ・レースに乗り出す際に貢献した1960年代初めのエンジニア・グループ「ラムチャージャーズ」の一員だった人物だ。コディントン氏は燃料系統スペシャリスト、モーター・コンサルタント、交代制ガレージ・マネージャーとして活躍していたという。以上のいずれも、ヒントになっている可能性があるだろう。名前はGoogle検索で簡単に調べられるものの、2つの番号の方はそう簡単にはいかない。

この数字からデーモンが「最高出力1,121hpを発生し、クォーターマイルを7.57秒で走る」というのは無茶な推測である。それははっきり言って、「ボーイング757のロールス・ロイス製ターボファンエンジンを搭載する」とか、あるいは「1,121cfm(毎分約3万1,743リッター)のキャブレターを装備する」という臆測とほとんど同じくらい非現実的だ。デーモンは公道走行可能なクルマとして市販されるはずなので、1,121馬力のクルマを排出ガス基準を満たすように作るコストだけでも、間違いなく天文学的な金額になってしまうだろう。

自動車専門誌『Road & Track』が指摘しているように、より可能性の高い推測は、「757は最高出力を表している」というものだ。これなら十分あり得る。一方で1121の意味はまだ分からない。クォーターマイル(約400m)を11.2秒で走るというわけではないだろう。なぜなら既にデーモンのベースとなる「チャレンジャー SRT ヘルキャット」が11.2秒というタイムを達成しているからだ。

皆さんの推測をコメント欄やFacebookTwitterで是非お聞かせいただきたい。4月にニューヨークでデーモンがベールを脱ぐまで、ダッジから繰り出される悪魔のパズルを皆で解いていくとしよう。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー