名車に珍車、高級車からバブルカーまで、1人の人物が集めた700台以上ものコレクションがオークションへ
Related Gallery:Ron and Eunice Hackenberger Collection Auction

何か古いクルマを手に入れて自分でレストアしてみたいと思っている方に朗報だ。ミネソタ州のオークション・ハウスであるVanDerBrink Auctionsが、ロン・ハッケンバーガー氏の長年にわたって収集してきた700台以上のカー・コレクションを競売に掛けるというのだ。どのクルマにも最低価格は設定されないとのことで、我々の見たところ、かなり珍しいクルマを探しているファンでも何らかの収穫があるオークションになりそうだ。



例えば、小型車に興味のある方なら、ホンダの「N600」や「Z600」から、クロスリー、イセッタ、そしてゴッゴモビルに至るまで、様々な国のクルマが見つかるだろう。スバル「360」の姿も写真の中に確認できる。ハッケンバーガー氏は欧州のクラシックカーもかなり集めており、英国のトライアンフやオースティン・ヒーリー、イタリアのフィアット「X1/9」、シトロエン「DS」に「2CV」といったフランス車も含まれている。もちろん、カイザー、パッカード、ハドソンなど、典型的な大型アメリカンクラシックカーは豊富にある。一方、旧車の間に比較的最近のクルマもちらほら混じっている。名声(あるいは悪名)の高いガルウィングドアのクルマとして双璧を成す、デロリアン「DMC-12」とブルックリン「SV-1」の姿もガレージ内に見える。さらには、水陸両用のアンフィカーや、かつてのチェコスロバキアで誕生したリアエンジン車タトラまである。そして、コレクションは乗用車にとどまらず、トラクターやバンパーカーなども含まれている。



多彩なコレクションを築いたハッケンバーガー氏だが、ある1ブランドの車両は明らかにお気に入りとみた。700台のうち約250台がスチュードベーカー製なのだ。VanDerBrink Auctionsによれば、同氏の最初に所有したクルマが1948式スチュードベーカーだったというから、そのことと何か関係がありそうだ。コレクションの写真を見ていると、スチュードベーカーのトラックや、コンパクトカー「ラーク」、スタイリッシュな「ホーク」が多数あることに気づくだろう。オリジナルのスチュードベーカー「アヴァンティ」も少なくとも1台あり、同社初期の馬車やバギーまで集められている。



以上のような車両の中からどれか落札したい方、あるいは実物を見てみたいという方は、オハイオ州ノーウォークで7月14~16日に開催されるオークション・イベントを楽しみにお待ちいただきたい。なお、14日の金曜日はプレビューデーで、オークションは土日の15、16日に行われる。実際に会場へは行けないという方も、ネットで入札することが可能だ。写真や映像が多数公開されているVanDerBrinkハッケンバーガー氏のサイトもチェックしてみよう。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー