マツダ、商用車「ファミリアバン」をマイナーチェンジ 各種安全機能が標準装備に
マツダは9日、商用車「ファミリアバン』に一部改良を施し、同日より発売すると発表した。

マツダの歴史ある名前を受け継ぐものの、1994年以降のファミリアバンは日産自動車からOEM供給を受けている。昨年12月にベースとなる日産「AD」が10年振りにマイナーチェンジされ「NV150AD」となったことを受け、やや遅れてマツダのファミリアバンにも同様の改良が施された。

今回の改良で最も注目すべきは、歩行者検知可能なエマージェンシーブレーキやLDW(車線逸脱警報)など、先進安全機能が全車に標準装備されたこと。同時にDSC(横滑り防止装置)やTCS(トラクションコントロール)も、遅ればせながら全車に搭載された。

外観もNV150ADと同様に、フロント・バンパーとグリルが変更を受けた。日産が商用バンにもブランドのデザイン・シグネチャーである「Vモーショングリル」を与えたのに対し、マツダでは敢えてこのV字を切断するような"工夫"が見られる。なお、日産には「エキスパート」と呼ばれるバンパーがボディ同色に塗られたモデルも用意されているが、マツダのファミリアバンは前後バンパーが黒のみとなる。ボディ・カラーにブルーが選べるのも日産だけで、マツダで販売されるモデルは白とシルバーしか設定がない。

車内では、フタ付きグローブボックスの採用や、センターコンソールに大型カップホルダー(2WD車のみ。4WD車はトレイ)、助手席シートバックに折り畳み式パソコンテーブルを装備するなど、快適性・利便性が改善されている。

パワートレインは2WD車(前輪駆動)が最高出力111ps/6,000rpmと最大トルク15.1kgm/4,000rpmを発生する1.5リッター直列4気筒エンジンにCVTの組み合わせ。4WD車(機械式常時4輪駆動)は最高出力109ps/6,000rpm、最大トルク15.3kgm/4,400rpmと若干トルクフルな1.6リッター直列4気筒エンジンとトルクコンバーター式4速ATを搭載する。

装備や内装の違いによって3グレードが設定されており、2WD車の消費税込み価格は、手動式サイドウィンドウの「DX」が157万4,640円から、ヘッドレスト分離型シートを備える上級トリム「GX」が164万5,920円。4WD車は22〜23万円程度高くなる。

魂動デザインでもSKYACTIVでもないけれど、ファミリアの名前を唯一受け継ぐマツダの(エンブレムを付けた)クルマでお仕事をしたい、あるいはさせたい方は、以下のURLから公式サイトで詳細をご覧いただきたい。


マツダ 公式サイト:ファミリアバン
http://www.mazda.co.jp/cars/familia-van/