シトロエン、ジュネーブ・モーターショーで発表するコンパクトSUV「C-AIRCROSS コンセプト」の画像と概要を公開(ビデオ付き)
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シトロエンは、3月のジュネーブ・モーターショーで発表を予定しているコンパクトSUV「C-AIRCROSS コンセプト」の画像と概要を一足早く公開した。

このC-AIRCROSS コンセプトは新型「C3」をベースに、オフロードの走破性も高めたユニークなSUVとして開発されている。全長4.15m × 全幅1.74mというサイズは、昨年日本にも導入されて注目を集めた「C4カクタス」に近いが、全高のみ1.63mと15cmも高い。パワートレインについては言及されていないものの、C3がベースであるならば1.2リッター直列3気筒ガソリンあるいは1.6リッター直列4気筒ディーゼルか。オフロード走破性は4輪駆動ではなく、前輪駆動でトラクションを電子制御するグループPSA自慢の「グリップ・コントロール」と呼ばれるシステムによって実現している。



前後ドアには観音開きを採用し、その下側とホイールアーチはカモフラージュ柄が施された樹脂製パーツがプロテクトする。一般的なSUVで主流のアグレッシブさを感じさせない丸いボディは、親しみやすいだけでなく空力性能も考慮されており、ドア・ガードには「エア・ブリーザー」が開けられ、車体リアにディフューザーを備える。カラーリングはエレガントなブルーを基調に、蛍光サンゴ色のリア・クォーターで"ファン"な要素を加えたという。ヘッドライトの周りやホイールのハブキャップ、サイド・ガード、ルーフラックのオレンジ色は、ボディ・カラーや個人の好みに合わせて選べることを想定しているようだ。



ソフトな色合いと素材で包まれたインテリアは、4名分の「ソファのような」シートを備える。その表皮はアルカンターラにキルティングの様なエンボス加工が施されているという。ファブリックが張られたダッシュボードの中央には12インチの分割表示が可能なタッチ・スクリーンを搭載し、ドライバーの眼前にはメーターパネルに替わりカラーの「ヘッドアップ・ビジョン」を装備。ドア・ミラーはなく、車載カメラが車両後方や側方を車内のモニタに映し出す。1本スポークのステアリング・ホイールはシトロエンの伝統だ。


これだけコンパクト・クロスオーバーが世界中で流行している現在だから、このC3派生SUVも十分に市販化が(ディテールはともかく)期待できそうだ。実車は3月7日に世界初公開される予定。現地から写真が届いたら、また改めてご紹介したい。