日産「セレナ」の福祉車両に、バックドアから車いすのまま車内に乗り込める「スロープタイプ」が登場
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日産自動車の関連会社であるオーテックジャパンは、ミニバン「セレナ」のライフケアビークル(福祉車両)シリーズに、チェアキャブ「スロープタイプ」を新たに設定し、日産の販売会社を通じて2月20日より全国一斉に発売すると発表した。

2016年8月にモデルチェンジしたセレナは、3列シートを装備する日産の最新ミニバン。今回発売されるチェアキャブ「スロープタイプ」では、このセレナの持つ室内の広さや使い勝手の良さを生かし、バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるよう、手動式のスロープと車いす固定装置を装備した車いす仕様車として開発された。以下の4タイプを設定することで「ご家庭から福祉施設・病院、福祉タクシーなど幅広いニーズに対応」するという。



●車いす1名 セカンド仕様
車いすは2列目左側に乗車し、右側には介助者などが並んで座れるシートが備わる。車いす1名を含めて7名が乗車可能。車いすをお使いのお子さまがいらっしゃるご家庭におすすめ。

●車いす2名仕様
車いすにお乗りの方が、2列目左側と格納した3列目シートの位置に、同時に2名乗車することが可能。車いす2名を含めて5名が乗車できる。

●車いす1名 サード仕様
車いすは3列目シートの左右を格納して乗車し、車いす1名を含めて5名が乗車可能。車いすにお乗りの方が乗車しない場合、乗車定員は7名となる。

●車いす1名 送迎仕様
「車いす1名 サード仕様」に対し、高齢者の乗降に配慮した乗降用手すりやオートステップ、3列目シートへ乗り降りがしやすい専用形状の2人掛けセカンドシートを標準装備。福祉施設の送迎に最適。



日産によれば、セレナチェアキャブ「スロープタイプ」の特長は以下の通り。

○車いすのお子さまの快適な移動空間を実現
車いす乗車位置を車両前方に、そしてより中央寄りに設定し、運転席に近い位置に車いすを乗車させることを可能に。車いすのお子さまと一緒に安心してドライブが楽しめる。さらに、リクライニングタイプなど大きな車いすに対応できるスペースも確保されている。

○お子さまのケアに配慮した専用セカンドシート
2列目の車いす乗車位置の横にフルフラットリクライニングが可能な1人掛けの専用シートが装備されているため、介助者が車いすの真横に並んで座れるほか、停車中はフルフラットにして車いすをお使いのお子さまを車内でケアすることが可能。

○明るく快適な3列目車いすスペース
3列目シートは格納時に側面の窓をふさがないため、車いすスペースが明るく、車窓を楽しみながら快適にドライブできる。

特に、運転するお父さんやお母さんのすぐ後ろに車いすのお子様が乗れ、車いすを含めて7名も乗車可能な仕様は、きっと必要とされるご家庭も多いに違いない。なお、日産自動車グループでは、生活の色々なシーンでお役に立ちたいとの意味を込め、福祉車両を「ライフケアビークル」 (LV:Life Care Vehicles)と呼んでいる。セレナのLVには他にも、車いす用リフターを装備するタイプなど様々な仕様が用意されている。

セレナ チェアキャブ スロープタイプの詳細情報は以下のURLから公式サイトのWEBカタログでご確認を。
http://lv.nissan.co.jp/LVCAR/SERENA/SLOPE/index.html