ランドローバーのクラシック部門が、新車同然にレストアされた初代「レンジローバー」を10台限定で販売!
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ランドローバーのクラシック部門から、「リボーン(再生)」プログラムについて発表されたのは昨年のこと。これは、メーカーの工場が徹底的にレストアしたクラシックなモデルを、メーカーの保証付きで提供するというもの。言ってみれば、60年前のランドローバー「シリーズ I」を新車で購入できるようなものだ。ただし、その価格はおそらく、完璧な状態で保存されていた当時の個体よりも高い。ランドローバーは昨年4月に公開されたこの「シリーズ I リボーン」に続いて、今度は初代「レンジローバー」に同様のレストアを施すと発表した。



「シリーズ I」での取り組みと同様に、今回の最新レストア・プロジェクトも限定生産となる。今回、ランドローバーが修復する初代レンジローバーの数はわずか10台。その1台目となる個体は、ラグジュアリーSUVの元祖とも言える3ドアの1978年モデルで、フランス・パリで2月8日から12日まで開催されるクラシックカーの祭典「レトロモービル」にて公開される。



"スペン・キング"こと、チャールズ・スペンサー・キングが手掛けたデザインにはバハマ・ゴールドのペイントが良く似合うが、当時の純正色から他のカラーも選べるようになるだろう。この元祖SUVには、132hpを発揮するビュイック由来の3.5リッターV型8気筒OHVエンジンと、ゼニスストロンバーグ製キャブレターが搭載されている。



第1弾として限定25台が販売されたシリーズ Iと同じく、この「リボーン・レンジローバー」もレストア候補の個体が慎重に選ばれ、元々の注文時に施された"独自の特徴"に至るまで、当時の仕様が忠実に再現されるという。価格については、現行型で最上級グレードの「レンジローバー SVAutobiography DYNAMIC」とほぼ同等となる13万5,000ポンド(約1,900万円)からと発表されている。

ジャガー・ランドローバー・クラシックは今年のレトロモービルで、メーカーの工場でレストアされた「Eタイプ フィックスドヘッド クーペ」と、60年振りに再生産されたジャガー「XKSS」も展示する予定だ。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー