日産のオフロード・カーゴバンに米カミンズ社製ディーゼルエンジンを搭載!
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正しい知識と技術さえあれば、どんなことでも実現できる。例えば日産は、オフロード車専門のTV番組『Xtreme Off-Road』の司会を務めるイアン・ジョンソンの助けを得て、平凡な商用バン「NV2500 HD」をハードコアなオフロード車に作り替えた。

この「NV カーゴ X」と名付けられたクルマは、ボディーとフレームこそNV2500 HDの標準的な仕様だが、他の多くの要素は交換されている。エンジンは、北米向けフルサイズ・ピックアップの日産「タイタン XD」から、米国カミンズ社製5.0リッターV型8気筒ディーゼルを移植。6速オートマチック・トランスミッションと4輪駆動システムも、タイタンから流用された。

商用バンのボディにピックアップ・トラックのパワートレインを搭載したNV カーゴ Xの車体を支えるサスペンションにも、徹底的に改良が施されている。日産は、頑丈なリーフスプリングとショックアブソーバーをリアに組み込み、フロントのダブルウィッシュボーン式独立サスペンションを撤去してコイルスプリング式フロントアスクルに交換。37インチの巨大なオフロード・タイヤを装着するために、最低地上高は22インチ(約56cm)に引き上げられている。

The Nissan NV Cargo X project vehicle, arguably the most extreme version of Nissan Commercial Vehicles’ flagship NV Cargo van ever created, was built in partnership with legendary off-road builder Ian Johnson. The NV Cargo X stands over seven-and-a-half feet tall on 37-inch tires and is powered by a Cummins® 5.0L V8 Turbo Diesel transplanted from a Nissan TITAN XD full-size pickup.

実用的なトレイル用品の装備がなければ、これほどワイルドなオフロード車にはならなかっただろう。フロント右側のAピラーに3個組のLED補助ライトを装着し、スキッドプレートを備えた頑丈なチューブバンパーがノーズに取り付けられた。このバンパーには、がれきを片付けたり、特別に難しい場所から脱出するときに有用なウインチを装備し、けん引能力は1万ポンド(約4,540㎏)にのぼる。また、広々とした貨物室は、37インチのスペアタイヤ、リカバリーキット、ハイリフトジャッキ、溶接機、工具、圧縮空気タンクが格納されている。

素晴らしい仕上がりのNV カーゴ Xには、日産の量産パーツが多用されているものの、市販化は期待しない方がいいだろう。だが、このバンをご自分の目で確認したければ、2月11日に一般公開が始まるシカゴ・オートショーで見ることができる。当日にイアン・ジョンソン本人も来場する予定だ。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー