希少なホンダの初代「プレリュード」1982年型を廃車置場で発見
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ホンダ初代「プレリュード」は、米国では1979年から1982年モデルイヤーまで販売された後、より大きくて速く、見た目も癖が少ない2代目に替わった。このクルマは(ベストセラーである「アコード」や「シビック」のせいで影は薄いものの)カリフォルニアで非常によく売れていたが、そのほとんどはすでに姿を消してしまった。筆者が先日、サンフランシスコのベイエリアにある廃車置場で発見した1982年型は、35年前にディーラーのショールームからオーナーの元に届けられた、今となっては希少な1台だ。




最近では走行距離が20万マイル(約32万km)に達するクルマも珍しくないが、1980年初頭のクルマでここまで多くの距離を走れたものは(メルセデス・ベンツを除き)わずかだ。



インテリアはまずまずの状態を保っているものの、ボディの左側にはひどい側面衝突の跡があった。それが現在このクルマがここに置かれている主な理由だろう。



1,751ccのCVCCエンジンは75馬力を発生する。1982年型アコードに搭載されていたものと同じだ。オートマチック・トランスミッション仕様は速いとは言えなかったが、車両重量は1,000kgを切っていたので、当時の基準としては運転が楽しめるクルマだった。



機械式デジタル時計や電動サンルーフ、その他にも高級な装備が用意されていたこともあり、当時の販売価格は9,645ドル(インフレを調整して現在の貨幣価値に換算すれば約2万4,000ドル=約280万円)と結構高かった。当時は新車のBMW「320i」が1万3,290ドルで買えたし、ダットサン「200SX」(3代目日産「シルビア」の北米輸出仕様)はたったの7,739ドルしかしなかったのだ。


初期に母国で流れていた感傷主義的なコマーシャル映像をご覧いただきたい。


By Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー