アストンマーティンが新しいロゴの商標登録を出願したという報道は、どうやら本当だったようだ。ただし、同社のアンディ・パーマーCEOによると、そのロゴは関連商品に使用されるもので、これまでの羽をモチーフにしたロゴは引き続きクルマに使用されるという。同氏はTwitterで以下のように述べている。


ロゴの件で問い合わせた方々へ。我々はアストンマーティンの羽を取り外したり、変更したりするつもりはありません。このロゴはマーチャンダイズ用です。
アンディ・パーマー (@AndyatAston)2017年1月23日


"There's a shortage of perfect breasts in this world. It would be a pity to damage yours(この世に完璧な心を持った人などほとんどいない。自分の心を傷つけるのは哀れなことだ)"。これは1987年の映画『プリンセス・ブライド・ストーリー』の中で、主人公を演じたケイリー・エルウェズが放ったセリフである。1973年に出版されたウィリアム・ゴールドマンの著書『プリンセス・ブライド』に登場した文言と言ったほうがピンとくる人もいるかもしれない。どちらでも構わない。ここで言いたいのは、この世には完璧なものや、変わることなく長く続くものなど、決して多くはないということだ。アストンマーティンのロゴは、そんな完璧かつ変わらずに受け継がれている珍しい物事の1つなのである。

アストンマーティンが文末にある新しいロゴの商標登録の出願をしたことは間違いないようだが、このデザインがどこでお披露目されるのかは明らかになっていない。万年筆や腕時計といったクルマ以外の製品に付けられるのであれば問題ないだろう。しかし、英国ゲイドンの工場からロールアウトする新車のスポーツカーに装着されていたとしたら、これは問題だ。アストンマーティンよ、お願いだ。あなたたちのロゴは完璧だし、それは長年にわたって証明されている。今後もこれを変更するなんてことは、くれぐれも考えないでくれたまえ。



By Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー