テスラ、電動モーターとギアボックスの生産をギガファクトリーに移転
テスラは、発売予定の「モデル3」が受注した膨大な数の予約に対応するため、ネバダ州ノースラスベガスにあるギガファクトリーで、バッテリーと共に電動モーター及びギアボックスの生産も始めることを計画しているという。この新たな生産計画は、同州のブライアン・サンドバル州知事が17日の施政方針演説で明らかにし、翌日Twitterに投稿したもので、カリフォルニア州フリーモントにあるテスラの主要工場では現在の生産ラインの負担が軽減されるだろう。



「テスラモーターズが、ネバダ州のギガファクトリーで電動モーターとギアボックスを生産し、我が州にさらなる貢献となる投資をする運びとなった」
ブライアン・サンドバル州知事@GovSandoval

この新ラインは、モデル3の生産に対する要求を分散するのに大きな役割を果たすだろう。テスラは、創設から現在までに、すでに約19万台のクルマを世界中で販売しているが、モデル3の先行予約は約37万3,000台に上り、顧客の注文に対応するには多大なる労力が必要となる。部品の生産をギガファクトリーに移行すれば、カリフォルニア工場の負担を軽減でき、同時にネバダ州で550の新たな雇用を生み出すことになるのだ。

ネバダ州に移されるのは、モデル3のドライブラインだけではないと見られている。ギガファクトリーではすでにバッテリーを生産しているため、同工場に全車のギアボックスと電動モーターの生産を移す方が合理的だからだ。ギガファクトリーはまだ計画の約30%しか完成していないが、同工場を取り巻く動きは活発化の一途をたどっている。テスラは2017年末までに6,500人の従業員をギガファクトリーで採用し、2020年にはその数を合計1万人規模に増員する計画だという。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー