電気自動車による新選手権「エレクトリック GT」参戦車両のテスラ「モデルS」がバーンナウト!
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今年から新たに開催される電気自動車によるレース・シリーズ「エレクトリックGT(EGT)チャンピオンシップ」は、現在のところ、実質的にはテスラ「モデルS」のワンメイク・レースとなる見込みだ。昨年3月に主催者側からレース開催の発表があった後、これまでにいくつもの関連ニュースが伝えられてきた。まずは競技車両となるテスラ「モデルS P85D」が公開され、続いてレイラーニ・ミュンターの参戦が決定。さらに元F1レーサーのカルン・チャンドックがこの試作車を高く評価したことも記憶に新しい。その後、テスラが、"馬鹿げた"速さを発揮する「モデルS P100D」を発表したため、主催者は参戦車両をこの最速モデルのP100Dに変更することを明らかにした。そして今月13日、英国バーミンガムで開催された「オートスポーツ・インターナショナル 2017」において、この参戦車両とシリーズの内容についてさらなる詳細が発表された。

EGTの発表によると、このレース仕様のテスラは最高出力778hp、最大トルク101.4kgmを発揮し、0-100km/hをわずか2.1秒で加速するという。イベント会場の「Live Action Arena(ライブ・アクション・アリーナ)」で披露された参戦車両は、電気自動車(EV)でもタイヤスモークを巻き上げることが可能だであると証明してみせた。


Electric GT ‪@EGTChampionship
素晴らしいショーだった。最高のマシンと電動パワートレインを操るドライバーに感服。
‪@agustipaya ‪@EGTChampionship ‪#ASI17 Live Action Arena

競技車両のモデルSは市販車より500kg近くも軽量化され、レース用サスペンションとブレーキが装備される。路面がドライ・コンディションであればピレリ製「P ZERO」スリックタイヤを、雨天の場合には同社のウェットタイヤを装着することになるそうだ。10チームから各2名ずつのドライバーが参戦し、ヨーロッパでは7つのサーキットで競い合う。スペインのカタルーニャフォーミュラEの本部が置かれる英国のドニントン・パーク(予定)、ポルトガルのエストリル、オランダのアッセン(予定)、イタリアのムジェロ、フランスのポール・リカール、ドイツのニュルブルクリンク(北コースではなくてGPコース)で行われる予定だ。他に米国でも3ヵ所でノンタイトル戦の開催が予定されている。各レースは事前に20分の練習走行が行われ、予選は60分。決勝は日中と夕方に行われ、それぞれ60kmの距離を走行する。

現在までに参戦が決定しているドライバーは、ジェローン・ブリークモレン、ケビン・チェッコン、ダニ・クロス、トム・コロネル、ステファン・コックス、エマ・キミライネン、レイラーニ・ミュンター、トム・オンスロー=コール、ビッキー・ピリア、アリス・パウエル、リカルド・テイシェイラ、オリバー・ウェッブ、ステファン・ウィルソンの計13名となる。


By John Beltz Snyder
翻訳:日本映像翻訳アカデミー