ダイムラー、トヨタ、BMWなど国際的大企業13社が、水素燃料電池車普及のために協議会を発足
Related Gallery:2017 Mercedes-AMG GLC43

ダイムラー、BMWトヨタをはじめとする大手企業13社は、より多くの人々が水素燃料電池車を購入できるよう、十分なインフラ整備と技術向上を促すことを目指し、今後5年間で100億ユーロ(約1兆2,255億円)以上の投資を行うことを約束した。この13社にはホンダヒュンダイを含む自動車メーカーや、ロイヤル・ダッチ・シェル、エア・リキード、リンデグループ、トタルといったエネルギー・運輸関連の国際的企業が名を連ねており、今月17日、スイスのダボスにおいて「Hydrogen Council(水素協議会)」の発足を発表した。

この水素協議会の発足により、現在では年間15億ドル(約1,720億円)を計上する水素関連への投資額の上昇が、さらに加速することは確実だろう。また、同協議会は、多くの企業が気候変動問題への取り組みに合意した2015年のパリ協定に基づき努力をしていくと述べている。そして、水素燃料電池車で使われると水蒸気のみを排出することから分かるように、「二酸化炭素排出量の少ないクリーンなエネルギー・システムへ移行するための重要な役割を果たすことができる」と同協議会は主張し、水素関連のインフラ整備に向けた公共投資を世界的に働きかけると明言している。

Professor Dr Aldo Belloni, CEO the Linde Group Linde / Woongchul Yang, Vice-Chairman Hyundai / Mark Cutifani, CEO Anglo American / Seiji Kuraishi, Executive Vice President, Executive Officer and Representative Director Honda / Yoshinori Kanehana, CEO Kawasaki / Klaus Fröhlich, Member of the Board of Management of BMW GROUP Development / Takeshi Uchiyamada, Chairman Toyota / Benoit Potier, CEO Air Liquide / Ben van Beurden, CEO Shell / Jochen Hermann, Vice President Daimler /Didier HOLLEAUX, Executive Vice President Engie / Thierry Best, COO Alstom /Patrick Pouyanné, Chairman of the Board and Chief Executive Officer Total. ;

Professor Dr Aldo Belloni, CEO the Linde Group Linde / Woongchul Yang, Vice-Chairman Hyundai / Mark Cutifani, CEO Anglo American / Seiji Kuraishi, Executive Vice President, Executive Officer and Representative Director Honda / Yoshinori Kanehana, CEO Kawasaki / Klaus Fröhlich, Member of the Board of Management of BMW GROUP Development / Takeshi Uchiyamada, Chairman Toyota / Benoit Potier, CEO Air Liquide / Ben van Beurden, CEO Shell / Jochen Hermann, Vice President Daimler /Didier HOLLEAUX, Executive Vice President Engie / Thierry Best, COO Alstom /Patrick Pouyanné, Chairman of the Board and Chief Executive Officer Total.;

水素燃料電池車は、他のドライブトレインを搭載した自動車に比べると、製造するにも燃料を充填する水素ステーションを設置するにもコストがかかるため、まだ普及の初期段階にあるといえる。米国で水素燃料電池車を市販化する自動車メーカーはトヨタだけだ。トヨタは2014年末に日本国内で「MIRAI」の販売を開始し、昨年には米国でも1,034台を売り上げている。また、ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツは、17日の発表の場を利用して、コンパクト・クロスオーバー「GLC」をベースにしたプラグイン機能付き水素燃料電池車を年内中に販売開始する予定であることを改めて人々に告げた。

米国エネルギー省(DOE)によると、米国内にある公共利用ができる水素ステーションはカリフォルニア州に30ヵ所、コネチカット州とマサチューセッツ州、サウスカロライナ州に1ヵ所ずつの合計33ヵ所しかないという。一方、電気自動車(EV)の充電ステーションは1万5,000ヵ所以上あり、利用可能な充電器は約4万台に上る。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー