【ビデオ】フォードとザ・ロックことドゥエイン・ジョンソンが、新型「マスタング」を退役軍人にサプライズ贈呈
フォードは、マイナーチェンジした2018年モデルの「マスタング」を発表する際に、ザ・ロック"ことドゥエイン・ジョンソンが、米軍の退役軍人にこの新型ポニーカーを贈呈する機会を用意した。

その様子を伝える動画は見ていて心温まるものでもあり、同時に胸の痛みを覚えるものとなった。ジョンソンは自身のYouTubeチャンネルに掲載されたこの動画の冒頭で、マーリーン・ロドリゲス二等軍曹(退役)が自分のファンであることを知り、フォードが地域社会に貢献した人に贈る「Ford Go Further Award」をロドリゲスさんが受賞するのを祝し、何か特別なことがしたかったという思いを語っている。そこからは、見る者の目頭が熱くなる展開となる。

「自分のファンである以上に重要なのは、3度も戦地で戦った退役軍人であり、計り知れないほどの苦境に打ち勝ってきたということだ」とジョンソンは語っている。

ロドリゲスさんは3度目の出兵任務中に、戦闘中に負傷した米国軍人に与えられるパープルハート勲章を授与された。移動中に2度の爆発に遭い、銃撃戦からも生還したが、外傷性脳損傷を受け、除隊を余儀なくされたという。地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン(San Diego Union-Tribune』は、彼女が2013年に米国退役軍人で構成される組織「Military Order of the Purple Heart(MOPH)」の女性初のメンバーとなったと伝えている。動画には、フォードとのインタビューで自身の経験について語る彼女の姿が映し出されている。国のために任務に就いたことを大変誇りに思っているという反面、未だにその経験は彼女の心に深い傷を残しているようだ。

「パープルハート勲章を授与されるということと、仲間を失って賞を受けるということは、自分の中でうまくかみ合いません。そのような勲章があるというのは誇るべきことですが、実際にそれを受け取るとなると、私には罪の意識しかありません」

ロドリゲスさんはこのあと、米国の軍人支援団体「Military Warriors Support Foundation(MWSF)」について触れた。これは戦闘を経験した退役軍人や金星章(戦死兵家族を示す徽章)の家族が一般市民の生活に戻れるようにサポートしている非営利団体だ。金銭的サポートやカウンセリングの提供のほか、「Homes4WoundedHeroes(負傷したヒーローのための家)」プログラムを通して700棟ものローン返済不要の住宅を軍人家族に贈っている。

ロドリゲスさんがこの団体について語っていた時、ジョンソンがセットに登場し彼女を驚かせた。ジョンソンは自らが出演している新作映画『ベイウォッチ』のワールドプレミアのチケットをプレゼント。彼女が驚きを隠せないでいると、続いてもう1つのサプライズである2018年型フォード マスタングが披露されたのである。このシーンは実に感動的で、ロドリゲスさんはこんな賞は自分には相応しくないと何度も口にしていた。

「これだけでは足りないくらいだ」と言うジョンソンは、YouTubeの視聴者に向かって、ロドリゲスさんの話に感銘を受けたと語った。

「私はこの出来事を一生忘れないでしょう。この女性と実際に会えたことをとても名誉なことだと思っています」




By Erin Marquis
翻訳:日本映像翻訳アカデミー