米国の人気ドラマ『私立探偵マグナム』で主役が乗った1984年型フェラーリ「308GTS QV」がオークションに出品
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もし今週末に米国スコッツデールで開催される自動車オークションに行く予定で、テレビに登場したフェラーリがお好きなら、最も有名な一台を手に入れるチャンスかもしれない。競売会社ボナムズは同オークションに、1980年から1988年まで放映された米国の人気TVドラマ・シリーズ『私立探偵マグナム』(原題:Magnum P.I.)で、口ひげがトレードマークのトム・セレック演じる主人公が乗り回していた1984年型フェラーリ「308 GTS クワトロヴァルヴォーレ」を出品する予定だ。ボナムズによれば、同車は1984~1985年の撮影期間に使われた一台で、軽めのアクションやクローズアップ撮影用に使用されたものだと推測している。

このクルマはコンディションも素晴らしい。撮影で使用された後のオーナーは2人だけで、2人目が1989年から所有していた。ほぼ100%オリジナルの状態を保っており、純正品の工具セットまで備わる。エキゾーストのみ、トゥビ・スタイル製のアフターマーケット品に替えられているが、オリジナルのパーツも付属するという。

だが、この最高出力232hpのV8エンジンを搭載したフェラーリは安くない。ボナムズでは、1,700万円から2,800万円で落札されると予想している。クラシックカー専門の自動車保険会社Hagertyの査定と比較すると、この金額は非常に高い。Hagertyのサイトによると、同年式の同型モデルの価値は、コンディションが"エクセレント(素晴らしい)"の車両で8万3,900ドル(約960万円)、"コンクール(最高の状態)"でも12万2,000ドル(約1,400万円)と設定されている。とはいえ、この308GTSはテレビ・ドラマに使われた貴重な1台で、裕福な『私立探偵マグナム』ファンにしてみれば、主人公が乗り回したフェラーリ以上に価値のあるクルマはないだろう。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー