ジャガー、マイナーチェンジが施された「Fタイプ」を発表 1年間限定生産の高性能V6モデルも新たに設定
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ジャガーが「Fタイプ」のマイナーチェンジと新たな2種類のバリエーションを発表した。新型Fタイプは全車にフルLEDヘッドライトとわずかに暗いテールライトが装備され、「Fタイプ SVR」以外のモデルはフロントバンパーのデザインがアップデートされている。最も顕著な変化はサイドベントで、従来はほとんどのモデルが2つの開口部を備えていたが、それが1つに変更された。「Fタイプ R」の大型サイドベントは水平に分割するフィンが入る。

ジャガー、マイナーチェンジが施された「Fタイプ」を発表 1年間限定生産の高性能V6モデルも新たに設定
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新たに設定されたモデルは「R ダイナミック」と限定仕様車の「400 スポーツ」。R ダイナミックについては、340psと380psのエントリーレベルのFタイプに用意された単なるドレスアップ・パッケージなのでそれほどワクワクしない。このモデルに追加されたのは、19インチと20インチの専用デザインのホイールと、グロスブラック仕上げとなるフードベント、スプリッター、サイドシル、リア・ディフューザーくらいだ。

一方、「400 スポーツ」はさらに興味を引かれる。1年間限定で販売されるこのモデルは、その名前が表すように、最高出力が400psに引き上げられたスーパーチャージャー付きV6エンジンを搭載するのだ。駆動方式は後輪駆動または全輪駆動から選択可能だが、トランスミッションは8速ATのみとなっている。4輪に大型の15インチ・ブレーキディスクを装備し、「コンフィギュアラブル・ダイナミクス」システムを使ってドライバーはスロットル、トランスミッション、ステアリング、ダンパーの設定を自分好みに組み合わせることができる。インテリアやエクステリアにもいくつか視覚的なアップグレードが施される。このモデルは「スポーツ・デザイン・パック」が標準装備となり、ダーク・サテン・グレーで塗られた大型のフロント・スプリッターや拡大されたサイドシル、リア・ディフューザー、そして同色の20インチ・ホイールが装着される。内装に目を向けるとフラットボトムのステアリング、イエローのコントラストが効いたステッチが見られ、ブラックのブラッシュ・アルミニウムがアクセントとなっている。また、内外装のあちこちに「400 SPORT」のロゴやバッジが付く。



新型Fタイプ・シリーズには他にも、インフォテインメントに大きな変更点が2つある。1つは全てのモデルにジャガーのインフォテインメント・システム「Touch Pro」と、それに対応した8インチのタッチスクリーンが標準装備されるようになったこと。もう1つは、ジャガーがGoProと共同開発した「ReRun」と呼ばれるクールな新しいアプリだ。これはクルマに取り付けたGoProカメラで走行中に撮影した映像を、スマートフォンにダウンロードできるというもの。さらに速度やギア、重力加速度(G)、操舵角や制動力などの情報を映像に重ねて表示することもできる。郊外のワインディング・ロードあるいはサーキットを元気よく走行した後に、その映像をスマホにダウンロードして見直したり、シェアしたりすることも可能だ。このアプリは自動で「ハイライト映像」まで作ってくれるという。



新型Fタイプ・シリーズは2017年の第1四半期に販売が開始される。実車は4月のニューヨーク国際オートショーで公開される予定で、その時期が近づいた頃に価格も発表されるという。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー