トヨタのNASCARドライバー、カール・エドワーズが引退を発表
NASCARのカップ・レーサーで、優勝するとマシンを降りる際にバック転を行うのが恒例カール・エドワーズが、モータースポーツから引退するとNASCARの公式サイトで正式に発表された。彼は自身が所属するジョー・ギブス・レーシング・チームで行われた会見で引退を表明し、最近ささやかれていた彼の進退に関する噂を肯定することになった。エドワーズは2016年限りで引退し、2017年のモンスター・エナジー NASCAR スプリント・カップ・シリーズには参戦しないとのこと。ジョー・ギブス・レーシングは会見の中で、チーム側からレーサーに引退を勧告しなければならないケースが多い中、エドワーズがキャリアのピークで引退を決意したことに尊敬の意を表した。

NASCARの公式サイトによれば、エドワーズが引退する理由は人生の他のことに集中するためだという。また、彼は「完全に健康な状態で」NASCARを去ることができて感謝していると述べた。エドワーズは2008年と2011年にシリーズ・ランキングで2位を獲得するなど多くのシーズンで成功を収めてきたが、シリーズ・チャンピオンには一度もなったことがない。しかし、彼にとってチャンピオンを逃したことは心残りではないという。単に勝つことよりも、スピードのスリルと達成感を味わうためにレースをすることに価値を見出してきたからだと語っている。

彼に替わって19番のトヨタ「カムリ」をドライブするのは、メキシコ出身で昨年のNASCAR エクスフィニティ・シリーズでチャンピオンを獲得したダニエル・サレスが予定されている。サレスは会見で、両親や恋人と昼食を食べている時に、自分がNASCAR スプリント・カップに参戦することを電話で知らされたと述べている。この会見まで発言することを禁止されたため、彼は電話を切った後、両親たちに返事をする代わりに特大の笑顔を見せることしかできなかったそうだ。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー