ポラリス、ヴィクトリー・モーターサイクルズのブランド廃止を発表
ポラリスは、米国で18年間クルーザーを販売してきた傘下のヴィクトリー・モーターサイクルズのブランド廃止を決定し、廃止に向けてブランドを徐々に縮小していくと発表した。この決定は、成功と失敗の両方による結果である。2016年第1四半期のオートバイのセールスは前年同期比で18%増と好調な時も多少あったものの、まるで怪物のようなハーレーダビッドソンとの一騎打ちに苦戦し、売り上げは2012年がピークで、ここ5年のうち3年は赤字だったという。

それに反して、ポラリスがクラシックなブランドであるインディアン・モーターサイクルを取得し発展させたことが見事な判断であったのは、その好調なセールスや販売の拡大などによって証明されている。また、ポラリスが有するスリーホイーラーの「スリングショット」ブランドも驚きのセールスを見せている。つまり、より成果が見込める分野に注力するという厳しい決断が下されたのだ。ポラリスのCEOは、プレスリリース(英語)で以下のように説明している。

「私たちの関心は、利益の増加にあります。限りあるリソースの中でも、この動きによって私たちの力が最大限に生かされ、高級でハイパフォーマンスなインディアン・モーターサイクルズと革新的なスリングショットの両ブランドに資源を集中させる事ができます。これらのブランドの成功を加速させることに向けて、より注力できるでしょう。今回の決断は、結果として、我々の戦略の核である、業界トップレベルの製品イノベーションを推進し、長期的な成長を育み、株主の皆さまの利益を増加させることにつながるのです」

ポラリスは今後10年間、ヴィクトリー・モーターサイクルズのラインナップのパーツを引き続き供給し、保証も継続していくという。ヴィクトリー・モーターサイクルズの日本の輸入総代理店、株式会社ホワイトハウスオートモービルは、「オーナー様フォローの対応について、詳細を米国本社に確認中」であり、詳細がまとまり次第ホームページ上で案内する、と発表している。


By Domenick Yoney
翻訳:日本映像翻訳アカデミー