【北米国際オートショー2017】マイナーチェンジを受けた「メルセデスAMG GT」シリーズに、「メルセデスAMG GT Cクーペ」も登場
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メルセデス・ベンツは、今年の北米国際オートショーにおいて、リフレッシュされた「メルセデスAMG GT」および「メルセデスAMG GT S」に加えて、より高性能な「メルセデスAMG GT Cクーペ」を発表した。

このGT Cには、AMGの設立50周年を記念した特別限定モデル「エディション50」が発売され、GT CクーペとGT Cロードスターが50台ずつ製造される予定だ。GTとGT Sにはフェイスリフトが施され、パワーも向上した。

まずは、会場に展示された「エディション50」のGT Cクーペについて説明しよう。これは9月に発表された「メルセデスAMG GT C ロードスター」のクーペ版で、エンジンもロードスターと共通の最高出力557ps、最大トルク69.3kgmを発揮。0-100km/h加速もロードスターと同じ3.7秒となっている。フロントバンパーは、よりアグレッシブな印象を与えるGT Cロードスターと共通のものが採用され、リアフェンダーはGTやGT Sより57mmワイド化されている。迫力あるボディには、後輪操舵の「アクティブ・リアアクスル・ステアリング」や電子制御式LSDを含め、GT Cロードスターと同様の装備が搭載されている。GT Cクーペの最高速度は317km/hで、車重1,625kgのクーペより35kg重いロードスターの最高速度を1km/hだけ上回る。

エディション50がいかに特別であるかは、随所に盛り込まれた魅力的なデザインからも見て取れる。会場に展示されたモデルはマット仕上げの「グラファイトグレーマグノ(Graphite Grey Magno)」をまとい、各トリムやリア・ディフューザーなどにブラック・クロームで若干のアクセントが施されている。

エディション50のインテリアは、GTとGT Sでは新オプションとして設定された「AMGインテリア・ナイトパッケージ」が標準となり、シルバーとブラックを基調にシルバーのシートベルト、マットなカーボンファイバー、グロスブラックのトリムがアクセントになっている。


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下位グレードのGTモデルには、2018年モデルとして大きな変更が加えられている。フロントグリルには、今やAMG GTのスタンダードとなった15本の細長い縦格子が特徴的な「AMG パナメリカーナ・グリル」が採用され、フロントバンパーは大き目のロアグリルが設けられてアグレッシブさが増した。その内側には「AIRPANELアクティブ・グリル・シャッター・システム」が装備されており、必要に応じて空力抵抗をさせたり、あるいは冷却性能を高めたりすることが可能だ。さらにその内側には、改良が施された4.0リッターV8直噴ツインターボ・エンジンが搭載されている。これにより、AMG GTは最高出力が462psから476psに、最大トルクも61.2kgmから64.2kgmに高められた。つまり、9月に登場した「メルセデスAMG GTロードスター」と同じ仕様にアップデートされたわけだ。一方のメルセデスAMG GT Sは、最高出力510psと最大トルク66.3kgmから、それぞれ522psと68.3kgmへ向上している。

今回のリフレッシュでは、新しいオプションやパッケージも用意された。新デザインのホイールが加えられたほか、グロスブラックのインテリアトリム・パッケージや、カーボンファイバーのエクステリア・パッケージが選べるようになった。中でも最も興味深いのは「AMGトラック・ペース」だ。ドライバーはスマートフォンを利用して、サーキット走行中の速度、ステアリング角度、加速度、ラップタイム、区間タイムなどを記録することができる。これらのデータと共に動画も保存することができ、その情報はすべてFacebookやYouTube、またはAMGプライベート・ラウンジウェブサイトに投稿することが可能だ。



By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー