スバルの最新インフォテインメント・システムに、バード・ウォッチャーに嬉しい機能など新たに8種類のアプリが追加
犬を主役にしたCMや慈善活動などでも分かるように、スバルは確かに顧客の心を理解している。だから、同社の最新インフォテインメント・システムは、ドライバーが運転しながら鳥を発見しやすくなるように改良されたと聞いても驚きはしなかったが、いくらか興味が湧いた。この「eBird」と呼ばれる機能は、スバルの2017年モデル用マルチメディア・システム「SUBARU STARLINK」に新たに加えられた8種類のクラウドベース・アプリの1つである。

スバルのドライバーは、インフォテインメント・システムでeBirdアプリを起動すれば、画面に米国コーネル大学鳥類学研究所の情報が表示され、鳥の見つけ方や目撃情報などが分かる。

その他の7つのアプリは、周辺の位置情報を提供してくれるもので、「Yelp」(飲食店、病院、美容院などの場所とそのレビュー)、「Glympse」(友人や家族と位置情報を共有)、「Best Parking」(駐車場の検索)、「RightTrack」(保険会社Liberty Mutual Insurance社の製品で、ドライバーの運転をモニターして保険料が安くなるよう、より安全な運転方法をガイドしてくれるほか、保険料の割引も提供される)、「eventseeker」(地元で行われるイベント情報の提供)、「Magellan NAVI」(クラウドベースのナビゲーション・システム)がある。また、デジタル版のオーナーズ・マニュアル「Quick Guide」も含まれる。

これらのアプリは、Magellan NAVIを除けば無料で利用できる。Magellan NAVIは新型「インプレッサ」を購入すると3年間無料となる。同社のインフォテインメント・システムはGoogle Android AutoとApple CarPlayに対応しているので、Magellan NAVIをどうしても利用したい人以外は、ご自身のスマートフォンの地図アプリを使用する方が賢明だろう。STARLINKの新たなアプリは「インプレッサ」の2017年モデルと「BRZ」の2016年および2017年モデルで使用でき、今後は他のモデルにも展開されるとのこと。車内でこれらのアプリを使用開始するためには、まずiOS端末やAndroid端末にSTARLINKのアプリをダウンロードし、車載システムとリンクさせる必要がある。

つまり、これらの新アプリがあれば、鳥を見つけ、最寄りの駐車場に入り、友人に自分の居場所を教え、近場でさっと食事をして(もちろん、鶏肉ではない)、地元のイベントに参加し、それからクルマに戻ってラジオをつけ、自宅への帰り道を検索できるというわけだ。その間もずっと保険料が安く済むとしたら、素晴らしいことではないだろうか。


By David Gluckman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー