英国ホンダ、「シビック TYPE R」の生産を終了 100台限定の最終特別仕様車「ブラック・エディション」を発売
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次期型の登場を控え、ホンダは英国スウィンドン工場で「シビック TYPE R」の生産を終了したと発表。最後に100台のみとなる限定モデル「シビック TYPE R ブラック・エディション」を発売した。

Honda Civic Type R Black Edition

英国で販売されるこの限定モデルは、基本的には日本にも750台限定で輸入された「FK2」型シビック TYPE Rと変わらない。ただしリア・ウイングのエンド・プレートは赤く塗られ、インテリアもブラックを基調に赤でアクセントを施した特別仕様となる。特にシート表皮は標準モデルと比べると、赤と黒が逆転したようなカラーリングとなっているのが特徴だ。価格は3万2,300ポンド(約455万円)と、ベースとなった「GT」グレードと同じというのも良心的。ホンダUKによれば、現行シビック TYPE Rは約2,500台ほどが英国の路上を走っているという。さらに希少なブラック・エディションは「早急に売り切れ必至」「真のコレクターズ・アイテムとなるだろう」とプレスリリースに書かれている。

Honda Civic Type R Black EditionHonda Civic Type R Black Edition

2015年に発売された現行シビック TYPE Rは、フロントに搭載する2.0リッター直列4気筒直噴ターボ「K20」型エンジンが最高出力310ps/6,500rpm、最大トルク40.8kgm/2,500~4,500rpmを発生し、6速マニュアル・トランスミッションを介して前輪を駆動する、ホンダ伝統のホットハッチ。発売前にドイツ・ニュルブルクリンク北コースで、市販前輪駆動車としては当時の最速タイムを記録したことも印象深い。2016年にはフォルクスワーゲン後部座席を取り払った限定モデルでこのタイムを上回ったが、その前にニュルブルクリンク北コースが改修を受けていることも考慮すれば、すでに昨年のパリ・モーターショープロトタイプが公開されている次期型シビック TYPE Rでは、さらなる記録更新に期待が掛かるところだ。

Honda Civic Type R Black Edition

現行モデルの生産を終えた英国工場では現在、3月に発売を控えた新型「シビック ハッチバック」の生産準備に入っており、そのTYPE Rバージョンは今年後半に市場に投入される予定だという。気になるスペック等についてはまだ公表されていない。おそらく今年のジュネーブ・モーターショー(3月9日〜19日)あたりで量産モデルとしてデビューし、その時にさらなる詳細も明らかになるだろう。これまで欧州を中心に販売されていたシビック TYPE Rだが、次期型は北米にも輸出されることが既に決まっている。今度は果たしてどのくらいの台数が日本にやってくるのだろうか...?