ルノー・日産アライアンス、自動運転とコネクティビティに関する複数のパートナーシップを発表
ルノー日産アライアンスは5日、いくつかの最新プロジェクトに関する複数の会社とのパートナーシップをCES(国際家電ショー)で発表した。そのプロジェクトとは、自動運転車、電気自動車(EV)、インフラ、そしてインフォテインメントの開発に関するものだ。そしてこれらのパートナー会社として、都市の課題解決を支援する組織である100レジリエンス都市(100RC)、多様なインターネットサービスを展開する日本企業のディー・エヌ・エー(DeNA)、そして説明不要なマイクロソフトの名が挙げられた。

ルノー・日産アライアンスと100RCは、提携を結ぶ都市が現在そして未来に向けて、輸送機関やモビリティに関して抱える問題は何かという問題の把握に力を注ぐ。ルノー・日産アライアンスによると、同グループは100RCとパートナーを組んだ初の自動車メーカーになるそうだ。そして、この提携の見返りとして100RCは、EVと充電のインフラ、車両とインフラ間のコミュニケーション、自動運転技術、そしてモビリティ技術に関する戦略の開発や計画を支援する。このパートナーシップにより、ルノー・日産アライアンスは、100RCと提携している都市で、最新の自動運転とモビリティ技術の実証実験ができるようになるという。

また、DeNAとは無人運転車の開発を目的とした実証実験を開始する予定だ。その第一歩として、まずは2017年内に日本の国家戦略特区において無人運転技術の開発に集中的に取り組み、2020年までにはその規模を拡大し、首都圏にてモビリティ・サービスでの技術活用の検証を含んだ実証実験を行う計画だ。これに向け、ルノー・日産アライアンスはクルマづくりのノウハウと自動運転の最新技術を盛り込んだ電気自動車ベースのプロトタイプを提供。一方のDeNAはモビリティ・サービス提供のための情報技術(IT)システムの構築を担当し、オンラインおよびモバイルユーザー体験用の技術を提供するという。

そしてマイクロソフトとは、車内のコネクティビティを強化するために新しい方法を模索する。検証している技術のひとつに、マイクロソフトのデジタルアシスタントプログラム「Cortana(コルタナ)」がある。ルノー・日産アライアンスは、コルタナの音声解析機能をクルマに搭載することで、車載用音声認識認識技術が向上する可能性があるという。これによってクルマが自動的に自分好みの設定に変更されるだけでなく、複数の人が同じクルマを共同利用する場合においても、異なるドライバーの好みを理解することも可能となる。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー