デジタル・アーティストが『Forza Horizon 3』のグラフィックを使って、過去の名作レーシング・ゲームを再現
往年のレーシング・ゲームが画像で復活
はじめにお伝えしなければならないのは、残念ながら今回ご紹介するスクリーンショットは、HDリメイク版として生まれ変わったクラシックなレーシング・ゲームの最新画像ではないということだ。これらはデジタル・アーティストのエリック・ユイ氏が、お気に入りの名作レーシング・ゲームが復活することを想像し、『Forza Horizon 3』の最新グラフィックを使って作成したものである。中には本当に復活が望まれるゲームもあるので、画像だけを見て期待してしまった方には申し訳ない。

『ミッドナイトクラブ3: DUB Edition』

ユイ氏が、画像で過去の作品を復活させるというアイデアを思いついたのは、オーストラリア大陸が舞台の『Forza Horizon 3』でフォード「クラウンビクトリア」を走らせていた時だという。BGMに『ニード・フォー・スピード ホット・パースート』 のサウンドトラックを流していたら「ノスタルジーの波に飲み込まれた」と語っている。


『クレイジータクシー』

ユイ氏は画像を作成する前に、まずビデオの制作から始めた。それぞれのゲームにピッタリのクルマとカラーリングを決定すると、映像を録画しオリジナルのゲームのBGMを加えた。同氏の制作したビデオはこちらで視聴できる。ビデオの中で再現されているゲームが全て分かるか、チェックしてみよう。


『グランツーリスモ4』

ユイ氏はビデオを作成した際、かつて『グランツーリスモ6』で昔の『グランツーリスモ』をトリビュートした画像を制作したことを思い出したそうだ。今回は同じように『Forza』を使って、さらに多くのタイトルを作成している。


『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』

それぞれの画像にピッタリなクルマを用意しただけでは、納得のいく画像にはならないため、ユイ氏はそれぞれのタイトルに最も適した環境とドライビング状況を入念に選んだ。例えば、『ニード・フォー・スピード モスト・ウォンテッド』では、砂埃が舞う工業地帯が選定されている。


『アウトラン』

クラシックなアーケードゲーム『アウトラン』では、景色の美しい海岸沿いの道でドリフトするフェラーリが再現された。さらに当時のゲームを思わせるように、色味にも調整を加えているという。そして、これらの画像を編集中にも、それぞれのゲームの雰囲気を感じるために、サウンドトラックを流しながら作業していたそうだ。


『プロジェクトゴッサム レーシング4』

ユイ氏によると、『プロジェクトゴッサム レーシング4』の画像作成が最も難しかったという。だが、その理由はちょっと意外なところにある。ユイ氏としては、このゲームにはフェラーリ「エンツォ」などの高級ハイパーカーを使いたかったのだが、そういったクルマを所有するのに十分なゲーム内通貨を持っていなかった。そこで彼はもっと手頃で、なおかつ、このゲームの雰囲気が出せるクルマを探さなければならず、このTVRに至るまで時間がかかったというわけだ。


今回ご紹介した画像は、ユイ氏の作品のほんの一部だ。彼のブログ「Yui Photography」では他にもたくさんの画像が見られるので、是非チェックしていただきたい。


BY Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー