【ビデオ】リンカーン、マシュー・マコノヒーを起用した新型「コンチネンタル」の奇妙なCMを公開
自動車会社を経営していて、豪華な新型フラッグシップ・セダンを宣伝する必要があるとしよう。あなたならどうするだろうか? 「湖面で、ほとんど誰か判別できないような位置にハリウッド俳優を立たせてコマーシャルを撮る」と答えた人がいるなら、恐らくその人は、マシュー・マコノヒーを再起用して風変りなクルマのCMを作った、リンカーンで働いているに違いない。

このCMは、マコノヒーとリンカーン「コンチネンタル」が湖面に佇んでいる場面から始まる。マコノヒーはコンチネンタルを見つめながら語り始め、このクルマを「見ること」の魅力を(複雑な言い回しで)訴える。そして次に運転席に座り、このクルマの「後部座席に座ること」の魅力について語ると、それに返事をする後部座席に座ったマコノヒーが映る。きっと、この世界には2人のマコノヒーがいるのだろう。運転席にいるマコノヒーはおかしな笑い方をしてエンジンを掛け、センターコンソールのフタを閉めて走り去っていく。こんなCM、なかなか作れるものではない。

確かにこのCMは非常に奇妙だが、リンカーンが奇妙なCMを制作することについてはまったくの驚きというわけでもない。同社は2014年に、マコノヒーが甘い声で「MKC」とは何の関係もないことを呟く風変りなCMを公開して世間の注目を集めた前歴があるからだ。その注目は確かに、ほとんどがそのCMをからかうものだったが、「良くも悪くも注目を集めたら宣伝は成功」という古い諺もある。その後、リンカーンは「MKX」や「MKZ」のCMにも彼を起用している。

実際、我々もリンカーンの奇妙なCMを再び見られることは嬉しい。その最大の理由は、NBCの人気バラエティ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で放送されたジム・キャリーの有名なモノマネのような素晴らしいパロディをまた見られるかもしれないからだ。

なお、このCMは多くの人の気を引いたらしく、YouTubeでは公開から2週間で視聴回数が368万回を超えている。もはや大成功といっていいだろう。




By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー