万向集団が中国でEV生産許可を取得、フィスカー「カルマ」の後継モデルなど年間5万台の生産を目指す
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中国自動車部品大手の万向集団は、2014年に経営破綻したフィスカー・オートモーティブを買収して以来、中国での新型車生産計画を進めてきた。そして今月、同社は中国で電気自動車(EV)生産許可を取得。その計画実現に一歩近づいたようだ。許可を出した中華人民共和国国家友展和改革委員会(NDRC)によると、同社は中国の新工場で年間5万台のEV生産が可能だという。

カルマ・オートモーティブとして生まれ変わったこの会社では、フィスカー「カルマ」をベースにした後継モデル、カルマ「レヴェーロ」だけでなく、市販化されなかったフィスカーの「アトランティック」も生産する計画を立てていることが、今年8月に明らかになった。アトランティックは2012年にコンセプト・モデルとして公開されたが、中国の新工場から量産モデルとして世に出ることが叶いそうだ。かつてカルマを生産していたヴァルメト工場の機械類がフィンランドからカリフォルニアの新工場へ送られたことも考えると納得いく。万向集団は2014年にカルマのウェブ・サイトを改めて立ち上げ、「Hello Future. Meet the Atlantic(ハロー、未来の世界。アトランティックをよろしく)」というキャッチコピーを掲げていた。だが、むしろ「ハロー、チャイナ」の方が合っていたかもしれない。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー