Uber、自動運転タクシーのテスト拠点をカリフォルニアからアリゾナへ移転
カリフォルニア州陸運局(DMV)が待ったを掛けたことで、オンデマンド配車サービスのUberサンフランシスコの公道で行っていた自動運転車のパイロットテストを中止した。同州DMVは、Uberが公道テストに許可は不要と主張して市と州の両方に真っ向から対立したことを受けて、同社の自動運転車の登録を取り消したのだ。すったもんだの末、Uberは自動運転車を別の場所でテストすることになった。そこで白羽の矢が立ったのがアリゾナ州の公道だ。

Uberはこのような動きに出ることを仄めかしていたが、『サンノゼ・マーキュリー・ニューズ』のマリサ・ケンダル記者は22日にTwitterで速報として伝えている
速報:カリフォルニアでの失敗を受け、Uberは自動運転車をアリゾナへ移し、数週間以内にテストを開始するとのこと。@mercnews pic.twitter.com/CVl5PGRP9e — Marisa Kendall (@MarisaKendall) December 22, 2016

『Engadget』の取材に対し、Uberの広報担当者も、改造を施したボルボ「XC90」の一群を22日午前に同社子会社「オットー」のトラックでアリゾナ州に搬出したことを認めており、同社ではダグ・デュシー州知事の支援を受けて「数週間以内に」アリゾナ州でテストを開始すると語っている。

デュシー知事はTwitterにUberを支持する声明を投稿している。また、技術系メディア『ベンチャービート』では、運送や政策、公共安全の専門家による委員会を結成することで、自動運転車に関する公共政策の設立を前進させようとするアリゾナ州の思惑があると報じている。こうした背景があるにも関わらず、アリゾナ州当局はUberのテスト拠点変更に驚いているようで、アリゾナ州運輸局(ADOT)は、Uberがこれほど早くに同州へ自動運転車を持ち込むとは予想していなかったと語ったことが報じられている

注:この記事は、米国版『Engadget』に掲載されたAndrew Dalton記者による記事を転載したもの。


By Engadget
翻訳:日本映像翻訳アカデミー