【ビデオ】ジェレミー・クラークソン、ドバイのショッピング・モールに戦車で突っ込む! 「中東でテロを引き起こした」と報道される
19日夜、ドイツのベルリンで人の集まるブライトシャイドプラッツ広場のマーケットに大型トラックが突っ込み、12人が命を落とし、50人近くが怪我を負った。今年の初めにはフランスのニースで、革命記念日を祝う人だかりの中に、ISISの支持者が運転するトラックが突っ込んだ。これらの事件を思うと、『グランド・ツアー』の制作スタッフが中東でショッピングモールの壁に戦車を突っ込ませたことは、確かに適切な演出だったとは言い難い。もっとも、ジェレミー・クラークソン、ジェームズ・メイ、リチャード・ハモンドの3人が、自ら進んで適切なことをしたがるタイプとは思えないが...。

この撮影シーンを捉えた映像は、英国のタブロイド紙『デイリー・メール』のウェブサイトに掲載されたもの。同メディアは、『グランド・ツアー』のチームが「ドバイでテロ行為を引き起こした」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載し、物議を醸すこととなった。しかし、同サイトに上がった映像を見ると、装軌車がモールの壁に突っ込む前に、ディレクターが「アクション」と叫んでいるのが、かなりはっきりと聞こえる。ちなみにこの車両は、ソビエト時代のBTR-50装甲兵員輸送車のように見えるが、判別するのは難しい。クラークソンは自ら、『デイリー・メール』の報道はでたらめだとTwitterで批難したが、我々も彼の味方をしたい。『グランド・ツアー』はこのようなスタントも平気でやってきたし、番組スタッフはこの場面を面白くするために、エキストラを使って撮影しているに違いないと考えられるからだ。

いや、私はやってない。「ジェレミー・クラークソンが、ドバイのモールに戦車で突っ込み、買い物客を恐怖に陥れた」

ジェレミー・クラークソンが大きな軍用戦車で建物を突破し、買い物客が一目散に逃げる様子をカメラが捉えた。

『デイリー・メール』の報道の中で、『グランド・ツアー』がドバイでテロを起こしたという記述は恐らく事実と異なるが、この番組の第1シーズンがフィナーレを迎えるということに関しては正しいと言えるだろう。同番組は、全12エピソード中の第6エピソードが23日からAmazonプライム・ビデオで配信されるが、この場面は先週の後半に撮影された。つまり、最終エピソードの公開まであと5週間あるので、制作チームはこのシーンの映像を鑑賞に耐え得る構成にするためにたっぷりの時間が使えるはずだ。果たしてどんな仕上がりになるのか、編集された番組を見るのが非常に楽しみだ。




By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー