フェリペ・マッサ、F1引退を撤回してウィリアムズに復帰か?
引退したアスリートが復帰するのは、よくある話だ。元NBA選手のマイケル・ジョーダンは(無謀にも)野球に転向したが、すぐに古巣に復帰しているし、元NFL選手のブレット・ファーヴも引退宣言をしてからこれを撤回している。F1では、ミハエル・シューマッハがそれに当てはまる。そして今回、フェリペ・マッサが引退を取り止め、ウィリアムズF1チームに復帰するのではと囁かれている。もしこれが本当なら、おそらくF1史上、最も短い期間での引退復帰となるだろう。そして、この引退復帰劇の裏には、メルセデスのニコ・ロズベルグが深く関係している。

ロズベルグは2016年のF1ワールド・チャンピオンに輝くと突然引退を発表し、F1界に衝撃を与えた。そしてこれが連鎖反応を引き起こすことになる。メルセデスAMGはロズベルグの後任ドライバーが必要となり、マッサの元チームメート、バルテリ・ボッタスの獲得を希望。BBCの報道によると、メルセデスAMGは、その見返りに、今年5位で終わったウィリアムズにメルセデス製エンジンを大幅にディスカウントして提供するという。

ウィリアムズにとってコスト削減につながるディスカウントは大変有益だが、一流のF1チームである彼らでさえ2人の有能なドライバーを探すのは非常に難しいのだ。マッサは、来年に向け苦境に陥っているチームを見捨てるかわりに、引退を延期し、来シーズンもステアリングを握ることに合意したとも言われている。BBCによると、この復帰には、チームのタイトル・スポンサーであるマルティーニの意向も関係している。ウィリアムズは同社のアルコール飲料の広告にふさわしい25歳以上のドライバーを必要としているのだ。

35歳のブラジル人マッサは来季、18歳のカナダ人ルーキーで、ペイ・ドライバーのランス・ストロールと組むことになるかもしれない。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー