レオナルド・ディカプリオが、中国の自動車メーカーの宣伝役に
オスカー俳優のレオナルド・ディカプリオが、中国の自動車メーカーである比亜迪汽車(BYD)の宣伝に一役買うようだ。映画スターとしては奇妙な行動に見えるかもしれないが、これまでの彼のことを考えれば実は納得がいく。ディカプリオは環境活動家として知られ、自動車業界にも興味を持っているからだ。愛車のトヨタプリウス」でアカデミー賞の授賞式に行ったことは有名だが、そのことがフィスカー・オートモーティブの共同創始者であるヘンリック・フィスカーをプラグイン・ハイブリッド車「カルマ」の開発へと駆り立たせた。また、ディカプリオはフォルクスワーゲンのディーゼル車排出ガス不正問題を映画化する権利を購入し、さらには、電気自動車によるレース・シリーズ、フォーミュラEに参戦するチームのサポートもしている。

ディカプリオがBYDに興味を示したのは、同社が中国で電気自動車製造のリーディング・カンパニーとなったからだ。同社は現在、「e5」「e6」「Qin EV300」という3モデルの電気自動車と、多くのハイブリッドカーを製造している。e6においては、オンデマンド配車サービス「Uber」と共同でテストを行っているとさえ伝えられている。また、同社は電動バスも販売しており、一部は米国で製造されているという。そして、同社に関わっている有名人はディカプリオだけではない。米国の著名投資家であるウォーレン・バフェットは2008年から同社に投資している

以上のことを踏まえると、ディカプリオが同社の宣伝活動に意欲的なのも、それほど驚くことではない。実際にディカプリオは「中国やその他の国の道路に、環境に優しいクルマを増やすことに貢献できて大変光栄です」と語っている。とはいえ、彼に愛車の「フィスカー・カルマ」を今すぐBYDのクルマに乗り換えて欲しいとは誰も思わないだろうが。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー