ファラデー・フューチャー、サプライヤーから約11億8,000万円の未払いで告訴される
新興電気自動車(EV)メーカー、ファラデー・フューチャーの成功を応援している方にとって、その熱意が少し冷めてしまうニュースかもしれない。『BuzzFeed News』によると、同社は現在、事業運営の資金繰りに関する問題に直面しているという。主な問題はサプライヤーやベンダーに対する未払いで、サプライヤーの1つであるFuturisが、ファラデー・フューチャーが同社に対して1,000万ドル(約11億8,000万円)の支払い義務があるとして告訴する事態に至っている。その1,000万ドルのうち700万ドル(約8億2,000万円)は、30日以上延滞されているそうだ。

Futurisはあまり馴染みのないサプライヤーかもしれないが、同社は中国のいくつかのメーカーや、フォードゼネラルモーターズ(GM)トヨタといった大手自動車メーカー向けにシートやインテリア部品を開発している。また、『BuzzFeed News』によると、南カリフォルニアにある倉庫のオーナーも、ファラデー・フューチャーが倉庫の賃貸料を10万ドル(約1,180万円)以上延滞しているとして別の訴訟を起こしているという。

これは、10月にファラデー・フューチャーがエンジニアリング・デザイン企業のAECOMに対して4,600万ドル(約54億円)以上もの建設費用を延滞していると報じられたあとの出来事だ。

『BuzzFeed News』は、これらの情報をファラデー・フューチャーの複数の元従業員から得たとしている。また、同社が帳簿上で総額3億ドル(約353億円)の負債を抱えていて、その大半が未払いによるものだという元従業員の主張を裏付けるとみられる書類もあるそうだ。米国版Autoblogでは独自に確認することはできていないが、この情報は、ファラデー・フューチャーの財政問題に関する他の報道と一致している。

ファラデー・フューチャーは、来年1月のCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で、同社初となる市販車の発表を予定している。これが新たな投資を呼び、無事に発売まで漕ぎ着けることができるだろうか。同社の状況に興味のある方は、是非『BuzzFeed News』のレポート全文(英語)をお読みいただきたい。


By Alex Kierstein
翻訳:日本映像翻訳アカデミー