マクラーレン、約5年で市販スポーツカーの累計生産台数が1万台を達成!
F1マシンから公道仕様の量産車へと簡単に移行できるとは思えない。しかし、マクラーレンは「MP4-12C」の生産を開始してから約5年で、市販スポーツカーの累計生産台数が1万台に達したことを発表した。さらに注目に値するのは、最初の5,000台を生産するのに42ヶ月を要したのに対し、残り5,000台はわずか22カ月で生産されたということだ。2011年まで公道仕様モデルの生産ラインを1つしか持っていなかった同社だが、その後は年々車種と生産台数を増やし、ますます多くのモデルを公道に向けて送り出している。

マクラーレンの年間販売台数は、2015年と比較すると2016年はほぼ2倍に増えている。同社は2015年に1,654台の車両を販売したが、2016年には3,000台に達する見込みだという。比較的歴史の浅いフルラインのスーパーカー・メーカーとしては素晴らしい業績だが、ライバル社と争うにはまだ一歩及ばない。ランボルギーニは2015年に3,245台を販売し、同社の年間販売台数において過去最高記録を達成フェラーリは年間生産台数を2019年までに9,000台へ拡大する計画を立てている。マクラーレンは、サーキットのコース上ではこれらのビッグ・ブランドに対抗できるだろうが、販売台数で張り合うにはまだ先が長いようだ。



マクラーレンの生産1万台目は、セラミック・グレーで塗られた「570S」となった。そのカラーリングは、「MSO HS」のような魅力的なマシンを作り上げる同社の特別製作部門マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)によるものだ。この記念すべき570Sは、マクラーレン・ヘリテージ・コレクションとして保管されるという。同社の生産台数を押し上げた要因としては、マクラーレン・スポーツシリーズ(「540C」「570S」「570GT」)の存在が大きい。同シリーズの導入により生産ラインが増え、1日10台だった生産台数が倍の20台になったのだ。

おそらくマクラーレンは今後も成長を続け、「マクラーレンF1」の後継として現在開発されている3シーターの新型スーパーカーのような、魅力的なモデルを数多く登場させることだろう。それらにはもっと良い車名が与えられることを願うばかりだ。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー