GMが、ミシガン州で新型EV「ボルト(Bolt)」をベースにした自動運転車のテスト車両の生産と公道走行を開始!
米国で最も寛容な自動運転車の基準を定めた州法にミシガン州のリック・スナイダー州知事がサインをしてから1週間と経たないうちに、ゼネラルモーターズ(GM)は同州で自動運転車の公道走行テストを行うだけでなく、その製造も行う計画を15日に発表した。同社はすでに2016年後半から、歴史的建造物であるミシガン州ウォーレンのGM テクニカル・センターの敷地内で、新型シボレー「ボルト(Volt)」に自動運転機能を搭載した車両のテスト走行を行っている。この新たな州法が施行されると、GMは同州内の公道で自動運転車のテスト走行が出来るようになるが、まずはしばらくセンターの外れの公道でテストを行ったのち、ウォーレンを越え、デトロイトの都心部へとテスト範囲を拡大していくという。

正直なところ、先週の発表を考えればこれらは想定の範囲内だ。大きなニュースは、GMがどこか特別な施設ではなく、同社の標準的な工場で自動運転車のテスト車両を製造するということである。その名誉を受けたのは、本社が置かれたGMルネッサンス・センターから北にクルマで1時間ほど行ったところにあるオリオン・タウンシップ工場だ。

今回生産される新たなテスト車両は、新型電気自動車(EV)シボレー「ボルト(Bolt)」がベースとなる。オリオン・タウンシップ工場は、ボルト(Bolt)の生産を任されているため、限られた台数の自動運転用テスト車両が同じ場所で製造されるのは自然なことだ。この車両には「GMの証明された製造品質基準を活用して、(自動運転)システムの安全性を確保するために設計されたLIDAR、カメラ、センサー、その他のハードウェア等」を搭載するという。GMは同工場で、2017年初めにこの自動運転仕様のボルト(Bolt)の生産を開始する。

GMのメアリー・バーラCEOはプレスリリースで、「私たちの自動運転技術は、道路での安全性を改善しつつ、顧客に交通手段の変革をもたらすことを目標としています。本日の発表で、私たちはこの構想の実現に一歩近づきます。私たちの自動運転技術は信頼性と安全性を兼ね備え、顧客はあらゆるGMのクルマに期待を寄せるようになるでしょう」と述べている。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー