【ビデオ】「メルセデスAMG GT R」が、ニュルブルクリンク北コースを7分10秒92で走り抜ける!
ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)におけるラップ・タイム記録のリストを見ると、かなりの確率で出てくるのが『Sport Auto』という名前だ。このドイツの自動車雑誌は、伝説的な同サーキットで多くのテスト走行を実施しており、グンペルト「アポロ」からポルシェ「918スパイダー」まで、これまで実に説得力のあるラップ・タイムを数多く達成している。先月、そのランキングに加わる新たなラップ・レコードが樹立された。同誌に寄稿するライターでレーシング・ドライバーでもあるクリスチアン・ゲブハートが、メルセデス・ベンツ「メルセデスAMG GT R」で7分10秒92というタイムを叩き出したのだ。

ダイムラー社から公開されたこのラップ・タイムは、『Sport Auto』によるテストで市販スポーツカーが記録したタイムとしては最速だ。メルセデスAMG GT Rは、数秒の差で918スパイダーを、大差でランボルギーニ「ウラカン LP610-4」を破っている。ウラカンの7分28秒というタイムもまたゲブハートによって記録されたものだった。

今回のAMG GT Rが達成したラップ・タイムは、1996年にミカ・ハッキネンが「マクラーレン F1」のプロトタイプ車両、コードネーム「XP5」で記録した7分11秒をほんの少しだけ上回る。だが、20年も前のハッキネンによるタイムがどれほど速いかを物語っているとも言えるだろう。公道仕様量産車の最速記録は依然として、2013年にマルク・リーブによって達成された918スパイダーの圧倒的な6分57秒というタイムだが、これはポルシェが自ら企てたもので、『Sport Auto』が走らせたわけではない。『Sport Auto』が計測したこれまでの最速は前述のグンペルト アポロで、7分11秒57だった。




By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー