【噂】ホンダ、新型「シビック TYPE R」でニュルブルクリンク最速前輪駆動車の称号奪還を狙う
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年末を迎え、そろそろ皆さんも来年の目標を考えたりしている頃だと思う。自動車メーカーも例外ではない。ホンダは2017年に、ニュルブルクリンクで新型「シビック タイプR」によるラップ・タイム更新を目論んでいるようだ。現在、ノルトシュライフェ(北コース)の市販前輪駆動車による最速ラップ・タイムはフォルクスワーゲン(VW)が「ゴルフ GTI クラブスポーツS」で打ち立てたものだが、ホンダはこの記録を塗り替えようと意欲満々らしい。

自動車情報サイト『CarBuzz』によれば、ホンダは7分50秒63という自身の記録更新も目指しているという。同社の広報担当者は、「自己の記録に挑戦し続けるのは当然のことですし、結果として他社の持つニュル最速のタイトルを勝ち取るのであれば、それに越したことはありません」と述べたという。この記録挑戦にはいずれも量産車を使用することになっているのだが、使われたクルマをよく見ると、何かしらの変更点が必ず見つかるものだ。ホンダはロールケージを装備する分、エアコン・ユニットを外していたし、VWはゴルフから後部座席を取り払った。

VWの「クラブスポーツ S」はプジョーの「106」や「205」に設定されていた「ラリー」エディションと同様に"手段を選ばない"仕様で、フロアマットやアームレストをはじめ、文化的な快適装備は軽量化のために除去されている。遮音材も減らし、バッテリーも小型の物に換えられている。ホンダもその考え方を否定するわけではなく、1990年代後期の「インテグラ タイプR」では、可能な限り重量削減を図り、標準より薄いフロントガラスを採用していたのは有名な話だ。ただし、クラブスポーツSがわずか400台の限定生産であるのに対し、シビック タイプRは広く一般に販売されているクルマだということは『CarBuzz』も指摘している通りである。

翻訳:日本映像翻訳アカデミー