Googleの自動運転車プロジェクト、事業規模拡大のため幹部クラスを募集中
Google自動運転車プロジェクトは、開発が大きく前進しているようだ。テクノロジー関連ニュース・サイト『Recode』(旧:『Re/code』)によると、自動運転車の開発チームはGoogleの親会社であるAlphabetの研究部門Xから独立し、独自の開発部門として立ち上げるため幹部クラスの人材を募集しているという。つまり、Xへの依存をやめて、独自の方向性、規制、事業展開を持つというのだ。

Xは、"ムーンショット(月探査ロケットの打ち上げ)"と呼ばれるプロジェクトに重点を置いている研究開発部門で、これまで自動運転車プロジェクトに取り組んできた。同部門は以前Google Xと呼ばれていたが、数年前に行われたGoogleの構造改革に伴い、Googleと共にAlphabetの一部になった。それ以来、光ファイバー網を使ったインターネット接続サービスのGoogle Fiberや、家庭用の室温制御装置(サーモスタット)などを手がけるNest Labsといったプロジェクト部門と同様、子会社としての役割を果たしている。

10月のインタビューで、自動運転車プロジェクトのリーダーを務めるジョン・クラフチック氏は、Xから離れて独自の部門を立ち上げると話していた。ヒュンダイ自動車北米部門の代表を務めたことのある同氏は、2015年9月から同職に就いている

Googleの自動運転車プロジェクトでは、法務責任者や不動産部門長など、現在Xの幹部が就いている重役ポジションの人材を募集中だ。不動産部門長を雇うということは、同プロジェクト・チームが、今のGoogleの敷地以外の場所に作業場を探しているということかもしれない。それを示すかのように、求人票には同チームが物理的にも人員的にも大規模な拡大を予定していると記載されている。

我々は2月に、Googleグループがミシガン州に土地を探していると報じた。同グループはすでに、カリフォルニア州マウンテンビュー、テキサス州オースティン、ワシントン州カークランド、そしてアリゾナ州フェニックスにチームを設立している。

才能ある人材を呼び込むため、同プロジェクト・チームの求人票には、代表的なGoogleの作業場、施設、文化を活用したいとも書かれている。自動運転車ビジネスに参画する会社の増加に従い、有能な人材の引き抜きは激しくなっている。自動運転車を公道で走らせるためには、強力で安定した労働力を得ることが重要だ。


By Reese Counts
翻訳:日本映像翻訳アカデミー