ダウンサイズされたフルサイズ・セダン、1982年型シボレー「カプリス」を廃車置場で発見
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1970年代初期から中期にかけて作られた、船のように大きなシボレーのフルサイズ・セダンと、1991年から1996年の間に作られた、丸みを帯びたシャチのようなボディラインを持つシボレーの大型セダンの間に、"ボックス・シェビー"と呼ばれるクルマがあった。1977年から1990年型の「インパラ」と「カプリス」だ。これらのクルマは何十年もの間、本当にありとあらゆる所で走っていたが、今やその数はほとんどゼロに近いほどに減ってきている。筆者は先日、デンバーの廃車置場で、その生涯を間もなく終えようとしている34年物のカプリスを見つけた。



ボンネットの下には、コンピューター制御のロチェスター社製クアドラジェット・キャブレターが装着されたスモールブロックV型8気筒エンジンが搭載されていた。もしこれがオリジナルのエンジンであれば(シボレーのV8エンジンが簡単に交換されることを考えると、オリジナルではない可能性が高い)、排気量267キュービック・インチ(4.4リッター)で最高出力115hp(決してミスタイプではない)か、もしくは排気量305キュービック・インチ(5.0リッター)で最高出力145hpのどちらかということになる。



ルーフは一度切り取られた後、再び溶接されたようだ。当時は何かそうする理由があったに違いない。おそらくこのクルマは、まだ新車に近かった頃に横転事故を起こし、大規模な修復を受けたのではないだろうか。



車内を覗くと、ベージュのベロア張りシートは全面的に毛羽立っていた。


「あなたは確かに、もっと多くのお金をクルマに払えるかもしれません。しかし、一体なぜそんなことをする必要があるのでしょう?」


By Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー