メルセデス・ベンツ、開発中の新型レースカー「メルセデスAMG GT4」を発表
メルセデスAMGのトビアス・メールスCEOは、6月のグッド・ウッド・フェスティバル・オブ・スピードで示唆していた通り、「GT4」と呼ばれる新たな「メルセデスAMG GT」のレースカーを発表した。これは、585hpを発揮する最強バージョン「メルセデスAMG GT R」をベースに、FIAのスポーツカー・レースで下位クラスにあたるGT4カテゴリ用に開発されているものだ。

フロントとリヤのフェイシアはロードカーのGT Rと類似しており、大きな違いはない。だが、巨大なウィングと給油口を見れば、レース仕様ということが一目瞭然だ。メルセデス・ベンツは、11月に「メルセデスAMG GT3」がIMSA ウェザーテック・スポーツカー選手権GTDクラスに参戦予定と発表したが、このGT4ではカスタマー向けレース・プログラムを一層拡大することになる。AMGはGT4のエンジンについてまだ公表していないが、GT3のような自然吸気6.3リッターV8ではなく、公道用のメルセデスAMG GTと同じ4.0リッター・ツインターボV8が搭載される可能性が高いとみられている。価格も未発表だが、GT3の42万ドル(約4,800万円)より安くなることは間違いないだろう。



メルセデスAMG GT4は、同じく今年になってGT4マシンを発表した興味深いライバルたちと戦いを繰り広げることになる。3月にはマクラーレン「570S GT4」を発表し、11月のSEMAショーではフォードが「マスタングGT4」を出展した。さらにBMWも、2018年シーズンに向けて「M4 GT4」を開発中と発表している。これらは今後、レースに参戦予定の新型マシンだが、すでにシボレー、ポルシェ、マセラティ、アストンマーティン、KTMのマシンが世界各地で開催されているGT4クラスのレースに出場している。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー