アウディ、信号機の変わるタイミングをドライバーに報せるシステムをラスベガスで導入
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アウディは6日、ネットを通じた新たなビークル・トゥ・インフラストラクチャー(V2I、車両・インフラ間)通信技術である「トラフィック・ライト・インフォメーション(TLI)」システムを、今月からラスベガスで導入すると発表した。TLIシステムは信号機の情報を、共同開発社のトラフィック・テクノロジー・サービスが操作するサーバーを介して、「アウディコネクト」を装備したアウディ車に4GやLTEの通信規格で送信する。これによってドライバーは、赤信号から青信号に変わるまでの時間を把握することが可能になる。

TDIシステムを利用できるアウディ車は、2016年6月1日以降に製造された「A4」「A4 オールロード」「Q7」となっており、アウディのストリーミング・サービスに事前登録が必要だ。アウディは、このV2I技術を導入すれば、信号のタイミングを考慮して、より効率的かつ短時間のルートを導くナビゲーション・システムが開発できるだろうと述べている。また、次の交差点を青信号で通過できるように、クルマが速度調節のアドバイスをすることも可能になる。

さらに、把握した信号の情報は、赤信号に近づくと早めにエンジンを停止させ、青へ切り替わると同時に始動するようなアイドリング停止機構の実現にも役立つだろう。また、情報は市政機関にも共有されるので、当局は交通状況をより具体的に把握することができる。TLIシステムはラスベガスに続いて、ワシントンでも導入予定とのこと。現在のところ、この2都市のみが確定しているが、アウディによれば今後はより多くの都市に導入していく意向だという。


By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー