「米国で販売されている信頼性の高いクルマ」トップ10が発表 トヨタ車が半数を占める結果に
多くの人々にとって最悪なのは、所有するクルマが壊れたり調子が悪くなったりすることだろう。だが、良い報せがある。この世には、いつ修理工場に駆け込まなければならなくなるかと不安に思わずに済むクルマだって存在するのだ。米国の消費者情報誌『コンシューマー・リポート』が、今年も読者からのデータを元に恒例の調査を行い、米国で販売されているクルマの中で最も信頼できる車種のトップ10を発表した。ランキングは信頼度の高さ順に決められている。

クルマを購入する時に最も重視するのが「信頼性の高さ」ということであれば、10位までのクルマはどれも手堅い選択と言えるだろう。ただし、これらは米国版Autoblogが「運転の楽しさ」からお勧めするクルマとは必ずしも一致しないことを心に留めていただきたい。

興味深いことに、1位から10位までのうち5車種はトヨタ製で、それ以外の1車種も合わせると合計6車種が日本車となっている。他の3車種はドイツ車、米国車はたった1車種だけだった。トップ10入りした自動車会社が5社(6ブランド)のみという点にも注目すべきだろう。今回の記事とは反対の「避けるべきクルマ」を知りたい場合は「米国で信頼性の低いクルマ」リストをご覧いただきたい。それでは、トラブルが少ないと評価された10台のクルマを上位からご紹介していこう。 


1位 トヨタ「プリウス」
恐らくエンスージアストたちの好みとは正反対の(『The Grand Tour(グランド・ツアー)』でもひどい扱いを受けていたプリウスだが、これが市場の論理が導き出した結果だ。米国の市街地走行では54mpg(約23km/L)という見事な燃費を実現した上に、実用的なハッチバック・タイプで、走りも先代より改善されている。そしてさらに、今回の調査によって米国で最も信頼できるクルマというお墨付きまで得た。これより合理的な選択があるとすれば、新型「プリウス プライム」(日本名:プリウスPHV)くらいだろう。


2位 レクサス「CT200h」
CT200hは、パワートレイン先代プリウスと共通であることを考えると、信頼できるクルマに仕上がっているのは当然と言える。プリウスと比べると、CT200hの方が燃費は悪く価格も高いが、ルックスの良さとブランドのバッジは、多くの人にとってトヨタ・ブランドの兄弟車よりCT200hを選ぶ十分な理由になるのだろう。


3位 インフィニティ「Q70」(日本名:日産「フーガ」)
日産製のクルマで唯一、本ランキングの10位圏内に登場したのが、インフィニティの「Q70」(日本名:日産「フーガ」)だ。そしてトップ10入りしたクルマの中で唯一、ホイールベースの長い高級セダンでもある。申し分のない信頼性を持つ自分専用のリムジンが欲しいという方には、ぴったりの一台だ。


4位 アウディ「Q3」
今回の調査で10位内に入った3台のドイツ車は偶然にもすべてクロスオーバーSUVという結果になったが、その中で最も上位にランキングされたのがアウディ「Q3」だ。我々はまだ最新モデルに試乗してはいないのだが、先代モデルは乗り心地が良く、使いやすい室内が印象的で、後者は最新型にも引き継がれている。一方で、試乗したモデルでは速さについて物足りなさを感じたのも正直なところだ。


5位 レクサス「GX460」
トップ10のうち、伝統的なフレーム構造を持つSUVは2車種だけで、そのうちの1つがこのレクサス「GX460」だ。オフロードの走破性はその構造に見合うやや旧来的なものだが、トヨタの優れた「ロールコントロール」機能をオプションで装備することが可能だ。デザインは古めかしいが、路上走行の快適さには我々も好印象を抱いている

6位以下にランクインした車種は次のとおり。

6位 レクサス「GS」
7位 メルセデス・ベンツ「GLC」
8位 シボレー「クルーズ」
9位 アウディ「Q7」
10位 トヨタ「4ランナー」


By Autoblog
翻訳:日本映像翻訳アカデミー