フォルクスワーゲン・グループ、モビリティ・サービス事業を行う新会社「MOIA」の設立を発表
フォルクスワーゲン・グループは5日、カーシェアリングや配車などのモビリティ・サービスを行う新会社「MOIA」の設立を発表した。その事業内容は以下の通り。

・自動車と新たなモビリティの世界をつなぐ。
・世界中で需要に合わせた輸送技術を展開。
・2025年までにモビリティサービス事業主として先頭に立つ。

今月5日に発行されたプレスリリースには上のような項目が記されているが、これではMOIAが実際にどのように展開していくのか、あまりにも漠然としている。他には、ドイツをベルリンを拠点とし(ハンブルクとの連携も計画)、50名の従業員で構成される、ということが明らかになった。CEOには、これまでVWの新規事業およびモビリティサービス部門でエグゼクティブ・ディレクターを務めていたオーレ・ハームス氏が就く。

今のところ信頼できる情報は少ないが、VWグループのマティアス・ミュラーCEOは「将来、誰もが自分の自動車を持つ時代ではなくなったとしても、MOIAは様々な視点から皆様を我が社の顧客として迎えます」と述べている。また、プレスリリースには、「2025年までに、この新規事業から実質的な売上実績を上げる」との記載がある。さらに、MOIAは"カープール事業"、つまり相乗り通勤事業も見据えているようだ。

モビリティや輸送のサービス事業において自動車産業で多く見られる現在の傾向に敏感であるなら、MOIAが他にどのような活動を行うのかも予想できるだろう。例えば、自動運転技術の開発、配車や短時間利用のレンタカーを手配するスマートフォン用アプリ(プレスリリースでMOIAは「ボタンに触れて」自動車を手配できるようにすると述べているし、VWはイスラエルの配車サービス企業Gettに投資しているので、これは確定的と言えるだろう)、電気自動車のコンポーネント開発などが考えられる。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー