京都のGLM、「トミーカイラZZ」と「GLM G4」を香港で公開
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まず言っておきたいのは、我々はこのブルーのカラーリングも翼のように開くドアも気に入っているということだ。先週の11月25〜26日、京都の自動車メーカーであるGLMは、香港の高級ホテル「The Upper House」で自社開発した2台の電気自動車(EV)を公開した。同社は東シナ海一帯に大波を起こそうと考えているようだ。

京都大学発のベンチャーとして2010年に設立されたGLMは、2つのモデルを生み出すためにこれまで100社以上の自動車関連会社と協働している。日本の自動車メーカーとして初めて量産EVスポーツカーで国土交通省から公道走行の認証を取得した同社は、2014年にEVとなった「トミーカイラZZ」を発売。このクルマは0-100km/hを3.9秒で加速する。

そして、この会社の地位を確固としたものにするかもしれないのが、9月のパリ・モーターショーで展示されたコンセプト車両「GLM G4」だ。このスーパーカーのようなラインを持つ4人乗りのEVも、0-100km/h加速はわずか3.7秒と発表されている。さらに重要なのは、1回のフル充電による航続距離で400kmを達成したということだ。シャシーの構造には複合素材を使用して車両重量の軽量化を図る一方、多段トランスミッションの採用によってパフォーマンスを向上させている。

GLMでは中国に研究開発センターの設立を検討しており、最終的にはその成果を製品化して世界最大のEV市場である中国で販売することが狙いだ。中国では政府がEVに多額の補助金を支給することで市場が拡大している。GLMは車両のシャシーやパワーシステム、車両制御ユニットなどを製造するほか、「電気自動車普及のため、我々の持つキーテクノロジーを様々な車両に向けてカスタマイズする」という目標を掲げて、他の自動車メーカーに対する部品供給も行うという。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー