ホンダ、洗車機を検知してワイパーの起動を止めるシステムの特許を申請
深夜の通販番組的なフレーズで始まることをお許しいただきたい。洗車機に愛車を通過させる時、ワイパーが自動的に動いて困ったという経験をした方はいないだろうか? そんな方々にホンダが解決策を提供してくれるかもしれない。同社が特許申請したシステムは、クルマが洗車機を通過しているのを認識し、ワイパーの起動を停止するというものだ。主な開発理由としては、ほとんどの全自動洗車機に採用されている回転ブラシもしくは布ブラシに、ワイパーアームが傷つけられないようにするためである。

ホンダが図を用いて説明しているように、このシステムはクルマに装備された様々なセンサーが反応して稼働する。クルマが洗車機を通過した際、各々のセンサーは音や振動、洗浄ブラシが接触した瞬間を検知。また、クルマの速度やドライバーのアクセル、ブレーキの踏み込み具合といった情報も加味する。これらの情報をシステムが全て統合し、豪雨の中を走行しているのではなく洗車機を通過しているのだと認識して、ワイパーの起動を停止させるのだ。

このシステムがいつごろ実用化されるのかは今のところ不明だが、いつになるにせよ、市販車への採用は歓迎すべきことだろう。ホンダが、あるいは別の自動車メーカーが、このシステムをさらに進化させ、自動的にミラーを畳んだり、駐車センサーを停止させるような洗車専用モードが実現すれば嬉しい限りだ。そんなシステムがあれば、車体を無駄に傷つけることなく、駐車システムが不必要に反応することもなくなるだろう。


By Joel Stockdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー