ポルシェ、初の電気自動車「ミッションE」の年間目標販売台数を2万台に設定
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ポルシェは、完全電気自動車「ミッションE」が大ヒットになると期待している。ドイツの『Automobilwoche』紙によるインタビューで、オリバー・ブルーメCEOはその年間販売台数について2万台を目指すと発言。これは電気自動車(EV)としてはかなりの数だ。

ブルーメCEOは「我々は、ミッションEの受注台数を約2万台と計算しています」と述べている。同紙が指摘しているように、2015年のポルシェ「911」の販売台数が全世界で3万1,350台だったことから見ても、この目標は非常に高いと言える。

コンセプト段階におけるミッションEは、2基の永久磁石同期モーターを搭載し、合計最高出力は600ps以上、0-100km/hを3.5秒以下で加速し、1回のフル充電による航続距離は500km以上(新欧州ドライビング・サイクル試験値)と発表されていた。しかし、これはおそらく、ポルシェの電動化の始まりに過ぎない。

『Automobilwoche』紙ではまた、ポルシェの研究開発担当役員を務めるミヒャエル・シュタイナー氏が「718ボクスター」のプラグインハイブリッド(PHEV)版モデルを検討しているとも報じている。すでに同社にはPHEV版「カイエン」や発表されたばかりの「パナメーラ 4 E-ハイブリッド」などがあることを考えてみれば、718ボクスターにEVかPHEVの派生バージョンが登場するというのもあり得る話だ。噂では、EV版911の開発も囁かれていたが、同社では当分の間その計画はないと述べている。

ミッションEは2020年末までに発売される予定だが、同時期にマセラティもEVの「アルフィエーリ」を計画している。今から数年後には、スポーティEVが続々登場する刺激的な時代が到来しそうだ。


By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー